ものまね芸人のJP(41)が14日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時30分=関西ローカル)に出演。ものまねの小道具へのこだわりについて語った。
ダウンタウン松本人志のものまねなど、幅広いレパートリーで知られるJP。小道具にはこだわりがあり、カツラは総額500万円にものぼるという。
最近では、ものまねタレントはネットで2〜3万円のカツラを購入することが多いというが、JPはオーダーメードにこだわりが。JPによると、ビートたけしが若かりし頃、「売れたら芸を買いたい」と話していたエピソードに感銘を受け、「絶対、稼いだお金でいいカツラを買おうと思ったんですよ」と語った。
そのため、使用するカツラは1個数万円ほどの高級品で「いろいろ買ってる中で、一番高いやつが…」と取り出したのは、頭の右半分が水色、左半分が紫に染め分けられ、ツインテールにしたカツラ。スタジオは「誰…?」とざわつき、明石家さんま(69)も「これは誰やろ?」と不思議そうにした。
JPはカツラとサングラスをつけてものまねを披露。「TikTokerのマツダ家の日常」と説明するも、スタジオは静まり返り、JPは「22万円で買ったんです。刺さると思って作ったんですけど、テレビのオーディション、1回も通ったことない。これはダメだって言われて一切使ってなくて。『伝わらない』って言われて…」とガックリした。
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それでも、ものまねネタを思いつくと真っ先にカツラをオーダーするため、自宅には60個ほどのカツラが。ほかにも衣装など小道具をぎっしりと収納しているが、その中には誰のものまねのために作ったものか分からず、1回も袖を通していない20万円ほどの衣装や、何のために作ったのか忘れてしまったカツラも。
JPは「使いすぎって言われるんですけど、次の作品に投資しようと思ったんですよ。作って準備も万全に備えて、さあここから、2023年、仕掛けるぞ! って時に、いろいろ露出がガクンと減った…」とボヤく。
さんまは「すごいなあ。こんなん見たら、今からものまね芸人目指す人、やめるやろなあ。こんなに大変なんだと…」と驚いていた。
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