温暖な気候と独自の文化が息づく沖縄県では、進学指導の充実や地域との連携などを背景に、近年評価を高めている公立高校も増えてきています。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、沖縄県在住の社会人を対象に「近年評価が高まっていると思う沖縄県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の社会人から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率17.5%の「開邦高校」でした。
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島尻郡南風原町に位置する開邦高校は、1986年に開校された県立高校です。校訓の「開邦雄飛」を具現化するため、「自己肯定感・自己効力感の高揚」「自走力の育成」「課題発見力・批判的思考力・想像力の育成」「探究力の育成」「思いやる心の育成」「相互理解力の育成」を目指しています。
沖縄県初となる「理数科」「英語科」「芸術科」を有する進学校として開校し、現在は「理数科」と「英語科」を統合した「学術探究科」と「芸術科」の2学科を用意。芸術科では「音楽コース」「美術コース」が設置されていて、専門科目においては少人数体制による個別指導を強化するなど、充実したカリキュラムを展開しています。2025年度の大学入試では、国公立大学は琉球大学・沖縄県立芸術大学、私立大学は早稲田大学・明治大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率22.4%の「那覇国際高校」でした。
那覇市に位置する那覇国際高校は、1998年に開校された県立高校です。「右文尚武」を校是、「自主・敬愛・飛躍」を校訓に、「地域の未来を創造する意欲を持った生徒」「他者と協働して課題解決を図れる生徒」の育成を目標としています。
「普通科」と「国際科」の2学科を用意。国際科では「異文化理解」「時事英語」などの専門科目が用意されているほか、フランス語・スペイン語・中国語から選択できる第2外国語、同時通訳講座など、多彩な学びができるところも特徴です。また、ICT環境も整備されていて、授業や生徒会選挙の投票など、さまざまな場面で活用されているところも魅力。2025年度の大学入試では、国公立大学は琉球大学・埼玉大学、私立大学は法政大学・沖縄大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
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