『ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』で優勝した金の国 (C)ORICON NewS inc. ワタナベエンターテインメント所属の芸人の中から最も面白い芸人を決める『ABEMA presents ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』決勝戦が15日、東京・イイノホールで行われ、金の国(渡部おにぎり、桃沢健輔)が王者に輝いた。
【写真】トロフィーを高々と掲げ喜び爆発!『ワタナベお笑いNo.1決定戦2025』で優勝した金の国
今年で10年目を迎えた『ワタナベお笑いNo.1決定戦』。予選と準決勝はグループリーグ制で、各グループの1位が決勝へと駒を進める形となり、決勝は1対1のタイマン形式によるトーナメント制で行われた。
1stラウンドは「金の国VS豆鉄砲」「フタリシズカVSファイヤーサンダー」「ラパルフェVSアリオス」「ナチョス。VSリバーマン」「四千頭身VS江戸川ジャンクジャンク」の組み合わせで、全10組が火花を散らした。
ファイナルラウンドは、タイマンを勝ち進んだ四千頭身、ラパルフェ、リバーマン、金の国、フタリシズカによる戦いとなり、1stラウンドでは1番手だった金の国が学校で育てていた豚と数年後”再会”するコントを披露し、視聴者票を含む4票を獲得して優勝。祝福のキャノン砲が放たれると、2人は驚き身をすくめたが、渡部は大きく腕を伸ばしダブルピース。喜びを爆発させた。
審査員からは「構成もよかったし、技術も高い」「一番笑えた」「演技力が異常に上がってる」といったコメントが寄せられ、審査員長のふかわりょうは「金の国の年になる。ワタナベにこんなコント師がいることは誇り」と称えた。
決勝戦後の囲み取材では「ファーストステージすら勝ったことがなかったけど、優勝もできて最高です!」と笑顔。
賞金の使い方について、渡部は「彼女においしいものを食べさせたい」、桃沢は「貯金します」とした。賞金の配分については渡部は「仲がいいんで半々です!」と宣言し、桃沢は「本当は嫌だけど、半々で」と渋々了承。
優勝を報告したい人を問われると、渡部は「彼女です。本当に大好きなんです」とし、桃沢は「親です。すみません、ふつうで」と苦笑い。「フレンチ。普段食べられないものを食べたい」とした渡部に、桃沢は「旅行とか」と聞くと、「したい!」と絶叫。報道陣から結婚について聞かれ同棲宣言を促されると、「一応しておくか」とし、「渡部おにぎり、同棲します!」とガッツポーズした。一方、桃沢は”いい人”の存在について「言わないです」ときっぱり。岡部は「いるとは思います、けど絶対言わないんでわかんない」と濁し、笑いを誘った。
また、トロフィーはじゃんけんで決めているとし、その場でじゃんけん。渡部がグーで桃沢はパーを出し、桃沢が勝利。大きくガッツポーズして叫び、「うれしい」としみじみトロフィーを見つめていた桃沢は、今後の目標について「キングオブコント決勝に行くのが一番の目標です」と意気込む。『M-1』にも意欲はあるが、漫才に苦手意識があるとし「まだ期間があるので、前向きに」と明かした。
決勝戦には、MCのハライチ(澤部佑、岩井勇気)とイモトアヤコが出演。ふかわ、田中卓志(アンガールズ)、日置祐貴、橋本和明、立川志らくが審査員を務めた。
■『ABEMA presents ワタナベお笑いNo.1決定戦2024』決勝
<ファイナルラウンド>(審査員+観客投票)
四千頭身:1票
ラパルフェ:1票
リバーマン:0票
金の国:4票
フタリシズカ:0票