『あの夏、君と出会えて〜幻の甲子園で見た景色〜』取材会に出席した前島亜美 (C)ORICON NewS inc. 俳優、声優の前島亜美が16日、都内で行われた舞台『あの夏、君と出会えて〜幻の甲子園で見た景色〜』の取材会に参加した。
【集合カット】みんなで決めポーズ!笑顔で写真に応じた岡崎彪太郎&藤井直樹 出演が決まった際を振り返り「本当に心からうれしかったです」と笑顔。「個人的に約3年ぶりの舞台出演になるので緊張はしているんですが、現在私は活動として声優のお仕事もやらせていただいていまして。で、今回は礼子役ということで、主人公の令児の恋人役もあるんですが、それと合わせて劇中の野球の状況をナレーションするような役割も任せていただいてる。声優の現場で学んだことも生かして頑張れたらなと思っております」と“二刀流”での活躍を誓った。
同作は、令和7年の現代から、太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップした青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描く。現代の大学生・森下令児を藤井直樹、戦時中の高校球児・津田昭夫を岡崎彪太郎(※崎=たつさき)が演じる。
この日は藤井、岡崎、宮地真緒、永井大、演出の木村弥寿彦氏も参加した。
8月23日から31日まで東京・サンシャイン劇場、9月6日から14日まで大阪・大阪松竹座ほかで上演される。
■ストーリー
元高校球児で大学4年生の森下令児(藤井直樹)は、東京の野球名門校・江戸川実業のエースだったが、憧れていた甲子園はコロナ禍で中止となり、夢は途絶えていた。人生の大きな目標を見失い、就職にも思い悩んでいた令児は、同級生で恋人の菊地礼子(前島亜美)と一緒に過ごしていた令和7年のある日、突然太平洋戦争真っただ中の昭和17年の東京へタイムスリップしてしまう。立ち尽くす令児が、転がってきた野球ボールを思わず剛速球で投げ返すと、その球を受け取ったのは当時の江戸川実業野球部主将の津田昭夫(岡崎彪太郎)だった。その腕を見込んだ昭夫は令児の野球部入部を条件に、生活の面倒をみることに。監督・山本浩一(永井大)の指導、野球部を応援する教員・高柳節子(宮地真緒)の励ましのもと、彼らは共に練習を始めるが…。