
西城秀樹さんの長男で歌手の木本慎之介が、13日に自身のインスタグラムを更新。韓国発のオーディション番組である『現役歌王JAPAN』(日テレ系)に参加することを告知し、話題となっている。
西城秀樹さんの長男
「木本さんが参加する『現役歌王JAPAN』は、7月に放送が予定されています。5月27日には初回収録がおこなわれましたが、その撮影は12時間にも及んだとのこと。想像以上に過酷なルールの中、厳しい競争が続き、参加者は極限の緊張に包まれながらの収録だったようです」(制作会社関係者)
同番組は、韓国で話題性と視聴率ナンバー1を記録した『現役歌王』の日本版。歌のジャンルや経験は問わず、歌への情熱を持った日本最強の男性ボーカルを決定するオーディション番組だ。制作を担当するのは、韓国の音楽サバイバル番組を数多く成功させてきたソ・ヘジン氏率いるクレアスタジオ。オーディションはサバイバル形式で、韓国で実施される。最終的には、トップの7人が“最強歌手”として選出されるようだ。
「収録は、圧倒的なスケールでおこなわれていました。スタジオはもちろんですが、待合室や練習室などにも合わせて100台近くのカメラが設置され、参加者の緊張の表情や感情の変化が細かく捉えられています。さらに、ドローンまでも駆使しており、ダイナミックで壮大な撮影現場となっているようです」(同・制作会社関係者)
「なんで韓国?」疑問の声
かなり熱の入った番組構成のようだが、ネット上では疑問の声を持つ人が多数。そもそも、同番組は“日本最強の男性ボーカルを決定するオーディション”という名目でありながら、「韓国発のオーディション番組」であり「韓国で撮影」されている。
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こうした矛盾を感じた人たちからは、
《日本人たちのオーディションなのになんで韓国?ツッコミどころ満載》
《韓国のフォーマットで韓国でやるの意味わからん》
《韓国オーディションものはもううんざり……》
など、ツッコミの声があがる事態に。
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実際、韓国オーディション番組を日本版にして放送する企画は乱立している。ボーイズグループのJO1やINI、ガールズグループのME:Iがデビューした『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)も、もともとは韓国で人気のサバイバルオーディション。また、世界中から集結したボーカリストがデビューを目指す『ミスタートロット ジャパン』(BSよしもと)も、韓国で社会現象を巻き起こした歌謡オーディション番組だ。さらに、韓国、日本、中国、タイ出身の30人でおこなうオーディション番組『B:MY BOYZ』(ABEMA)も、2025年に日韓同時配信が決定している。
すでに食傷ぎみの韓国発オーディション番組だが、果たして『現役歌王JAPAN』から、また新たなスターは生まれるのだろうか――。