<柔道:世界選手権>◇16日◇第4日◇ブダペスト◇男子81キロ級
男子81キロ級で五輪2連覇の永瀬貴規(31=旭化成)が初戦で敗退した。
2回戦から登場し、トジエフ(ウズベキスタン)と対戦。互いにポイントを奪えず、2つずつ指導を与えられて、ゴールデンスコアの延長戦に突入。6分57秒、永瀬に指導が与えられて敗戦が決まった。
昨夏パリオリンピック(五輪)では2度目の優勝を果たした。今年4月の全日本選抜体重別選手権で復帰したが、衝撃の“失神”で初戦敗退。5月のグランドスラム・カザフスタンでは準優勝し、復調の兆しを見せていた。
2年ぶりの出場となった今大会は、15年アスタナ大会以来10年ぶりの優勝がかかっていた。出発前には「今年で一番大事な大会になるのは間違いない。今大会をしっかり勝ち抜く。この2025年の世界選手権で自分の力を出し切ればいい」と意気込んでいたが、初手でつまずいた。
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2日前には、同じく五輪2連覇の男子66キロ級の阿部一二三(27=パーク24)が準々決勝で敗退。敗者復活戦を勝ち抜き銅メダルを獲得したものの、実力者のまさかの黒星が続いている。
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