『アンパンマン』新キャラ出生の秘密判明で絶望　アンパンマン倒すために…ばいきんまん発明のロボットだった

　アニメ『アンパンマン』シリーズ36作目となる新作映画『それいけ！アンパンマン チャポンのヒーロー！』（27日公開）の特別映像が公開された。アンパンマンに憧れ、ヒーローを夢見る新キャラ「チャポン」の出生の秘密が明らかになり、自分がアンパンマンを倒すためにばいきんまんによって発明されたロボットだった、という衝撃の事実に絶望するチャポンの姿が描かれている。

【画像】新キャラ絶望…悪い顔のばいきんまん！公開された衝撃の場面カット

　今年の映画は主題歌「アンパンマンのマーチ」の”なんのために生まれて、なにをして生きるのか”という歌詞にもあるように、自身のルーツや、なりたい自分について考え、問う物語。新キャラ・チャポンが「ヒーローになりたい！」と願うが、衝撃の事実に絶望。しかし、「みんなの笑顔が見たいっていう、チャポンのきもちは変わらないよ」という、アンパンマンの優しい声掛けに「なるんだ！お兄ちゃんみたいに！」と、憧れのアンパンマンを見て改めて決意を固めるチャポンの姿を見ることができる。

　新作映画では、いつものようにパトロールをしていたアンパンマンが、空から落ちてきた不思議な男の子・チャポンと出会う。自分がどこから来たのかわからないチャポンは、アンパンマンたちと一緒に過ごすなかで、誰かを助け笑顔にする喜びを知り、「ヒーローになりたい！」と願い、アンパンマンを兄のように慕うようになる。

　しかし、チャポンの出生の秘密を知るばいきんまんが現れ、衝撃の真実を知ることに。涙の雨を降らすチャポンを優しく包み込むアンパンマン。「生まれた意味は自分で決める！」チャポンはみんなの笑顔のため、アンパンマンと一緒にばいきんまんに立ち向かう。

　果たして、チャポンは一体どこからきたのか？アンパンマンはチャポンとどんな冒険を繰り広げるのか？アンパンマンが描き続けてきた「愛と勇気」、そして生まれてきた意味と生き方を問う物語で、原作者・やなせたかしの想いが込められた、アンパンマンの原点を描く。

　1988年10月からTVアニメがスタートし、翌年の1989年3月には劇場版が初公開。昭和、平成、そして令和と3つの時代を通じて日本中に「愛と勇気」を届けてきたみんなのヒーロー、アンパンマン。2024年に公開された映画『それいけ！アンパンマン　ばいきんまんとえほんのルルン』は、子どもから大人まで幅広い層に支持され、興行収入7.3億円を超える『映画アンパンマン』シリーズ史上No.1大ヒットとなっており、新作映画も期待が高まる。

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