ソン・フンミン、去就決定は“母国凱旋後”? サウジから関心もアジアツアーへの影響を考慮か

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2025年06月17日 21:00  サッカーキング

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トッテナムに所属するソン・フンミン [写真]=Getty Images
 トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの去就は、今夏に開催されるアジアツアー後に決定する可能性が高いようだ。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在32歳のソン・フンミンは、2015年8月にレヴァークーゼンからトッテナムへと完全移籍。加入1年目から主力に定着すると、2021−2022シーズンのリーグ戦では23ゴールを記録し、エジプト代表FWモハメド・サラー(リヴァプール)と並んで、アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いた。2023−24シーズンにはキャプテンに就任。在籍10年間で公式戦通算454試合に出場し、クラブ歴代4位の173ゴールを積み上げてきた。

 トッテナムとの現行契約が2026年6月末で満了を迎えるソン・フンミン。ベテランの域に突入したストライカーに対してはサウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブによる関心が噂されており、今夏での退団の可能性が報じられている。

 そんななか、『BBC』は今夏に行われるトッテナムのアジアツアーがソン・フンミンの去就に大きな影響を与えていると報道。同クラブは7月31日に香港でアーセナル、8月3日にソウルでニューカッスルとのプレシーズンマッチを控えているため、韓国で絶大な人気を誇るソン・フンミンの不在がツアー運営に問題を招く危険を考慮し、去就決定がツアー後になる可能性が高いと主張した。なお、すでに様々な現地イベントにおける同選手の参加も調整済みであり、クラブ側もその実施に強い責任を持っているという。

 また、クラブの補強戦略やトーマス・フランク新監督の構想もソン・フンミンの将来に影響を与えるポイントと指摘。新体制での立ち位置が不透明であるため、去就問題は移籍市場終盤まで長引く可能性もあると説明している。

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