
洋食の定番エビフライ。その魅力を再発見してもらおうと、岡山県倉敷市内の飲食2店が「エビフライの日」の6月21日、特大サイズを使った限定メニューを提供する。ともにエビフライが看板のビストロ武田屋(玉島中央町)と洋食バンビ(浜ノ茶屋)で、「エビ・ザ・フェス」と銘打ち初めて企画した。
【写真】お皿に入りきらない…どころじゃない!? 特大のエビフライ
集客と話題づくりのため武田屋が発案し、バンビに協力を呼びかけた。特大サイズは大型種のシータイガーを調理する。長さ約40センチで通常サイズ(ブラックタイガー)より10センチほど大きい。甘みが強く弾力があるという。
限定メニューは、武田屋が特大1本にライスやサラダが付く定食(1800円、昼・夜各先着10食限定)と、通常サイズの食べ放題(特大1本やライス付き3980円、昼・夜各予約4食限定)。通常のエビフライ定食も200円引きの1700円で出す。当日はこれら3メニューのみ受け付ける。
バンビは、通常のエビフライ付き定食(1580円から)のエビのサイズを追加料金1200円で特大にアップ。特大単品または各定食のトッピングとして1本1800円で提供する。特大は30本限定で予約が必要。
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営業は武田屋が午前11時〜午後3時と同6時〜10時、バンビが午前11時〜午後2時半。予約は各店のインスタグラムで受ける(武田屋は15日正午から)。
エビフライの日は丸まったエビの姿に似た「6」と、フライの語呂合わせの「21」の組み合わせで、一般社団法人日本記念日協会が認定。もともと香川県の冷凍食品メーカーが申請していたが、エビフライ製造をやめたことなどから昨年で取り消されたため、フェス開催に当たり2店が再申請した。
武田屋店主の武田光男さん(36)は「フェスを成功させ、継続開催を目指す。参加店を増やし、まちおこしにつなげたい」と話している。
(まいどなニュース/山陽新聞)