角川スニーカー文庫「よめうわ」双方合意の終了発表も…作者「薬の量増えるくらい心身を病んだ」

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2025年06月18日 12:48  日刊スポーツ

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出版大手KADOKAWAのライトノベル系レーベル「角川スニーカー文庫」編集部のX公式アカウントは18日、園業公起氏の小説「嫁に浮気されたら、大学時代に戻ってきました!」について「真摯に話し合いを重ね、双方合意のもと、契約終了という形で合意いたしました」と報告した。


理由は「編集部の対応に一部不手際があり、園業公起様にご迷惑をおかけする形となってしまいました」とした。そして「作品を応援してくださった読者の皆さまには、突然のお知らせとなりましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。


一方、園業氏は、KADOKAWAのWeb小説サイト「カクヨム」上で8日、読者へ向けたメッセージを投稿。「この度、様々なゴタゴタがありまして、精神的病状が悪化してしまい、よめうわと関わることがとても辛くなりました。本業の仕事にさえ影響が出るレベルの精神症状を抱えてしまったので、よめうわに関わることそのものがこのままだと生活基盤そのものを失いかねないとさえ思いました。色々と悩みましたが、よめうわの連載は一度中断するという判断に至りました」と連載中断を報告。「書きたいことはあるので、他の作品はちょいちょいいじりますが、よめうわには触りません。もう拒否反応が酷いのです。薬の量が増えるくらいに心身を病みましたし、いやな出来事が重なり完全にダウン状態に至りました」とつづっていた。


さらに9日には「書籍版よめうわは打ち切りになりました!」と発表。「よめうわは打ち切られたので、web版を読みに来てくれると嬉しいということをSNS等で発進していただけませんか? できれば『#よめうわ』をつけてくださると嬉しいです。私はまだ諦めておりません。今よりも多くの人に届ける努力を今後続けます。ぜひ皆様のお力を貸してください。たとえ出版社の権威がなくとも、誰もが知る物語に進化する。それが新しいよめうわの目標です」とKADOKAWAとの間でトラブルが起きていることを示唆していた。


11日には「感情のコントロールが効かなくなってきた。最後の一線だけは超えないように精一杯だけどそれ以上の頭の中のぐるぐるが止まらない。原因は打ち切りではない。それは覚悟していたし、なんとなくわかっていた。それ以外の要因である」とも投稿していた。

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