セレモニアルピッチ(始球式)を行う千葉恵里 6月17日、AKB48の千葉恵里が神奈川・横浜スタジアム(以下、ハマスタ)で行われた横浜DeNAベイスターズ対埼玉西武ライオンズのセレモニアルピッチ(始球式)に登場。横浜市出身である千葉は「ハマっ子」にかけて背番号「85」のユニフォーム姿を披露した。
セレモニアルピッチ直前にはAKB48のメンバーとミニライブで『大声ダイヤモンド』をパフォーマンスし、球場へ訪れた観客を盛り上げるとともに、初めてのセレモニアルピッチへ緊張感も高めていく。
「今が一番緊張してます」と直前のインタビューではソワソワした様子を見せる千葉。メンバーが見守る中、大きく振りかぶって投げたボールは右に逸れながらもワンバウンドで捕手の東妻選手のミットに収まった。
セレモニアルピッチ後の会見で千葉は、「めちゃめちゃ緊張して、登場のときにマイクを付け忘れてしまって……。頭が真っ白になっちゃってました」と、初めての経験に戸惑っていたと明かした。ハンドボール投げは得意な方では無かったが、「度会隆輝選手と入江大生選手に教えてもらって頑張れました。なんとかキャッチャーの近くにボールを届けられたかなと思ってます」と自身の成長ぶりに驚いたようだ。イベント直前まで投球練習をしていた成果も出たという。次回挑戦する際の意気込みについて質問されると、「やっぱりノーバウンドでまっすぐきれいに投げたかったので、自分の中ではちょっと悔しかったです。またリベンジしたいです」と闘志を燃やした。
ともに会見に登場した小栗有以は、自身の誕生日にかけた背番号「1226」のユニフォームで登場。野外ライブの感想を「私たちのことを知らない方たちもいる中で、『AKB48最高!』って言ってくれた方もいたのがすごく気持ちよくて、普段のステージとは違って野外で360度見られていることが新鮮。すごく気持ちよくて会場のよさを改めて感じました」と述べた。背番号「4」でAKB48グループ総監督4代目であることを表した倉野尾成美は、ハマスタでのライブは指原莉乃の卒業公演ぶりであることを明かし、「6、7年前なので経験しているメンバーの方が少なくなってきていて、こうして呼んでいただき嬉しく思います。またAKB48(のライブ)でも立てたらいいなと思います。頑張ります!」と総監督としての目標を明かした。最後に千葉は「360度のステージでどこを見てもベイスターズのファンの方がいるので、AKB48ファンの方ももちろん一人残らず全員にファンサしたいと思います!」と笑顔を見せた。
国内48グループが全集結したフェス形式のライブも行われたハマスタ。再び『大声ダイヤモンド』が披露される際はスタジアムライブでのパフォーマンスであることを期待したい。
6月17日から19日にかけて行われる対埼玉西武ライオンズの3連戦において、横浜DeNAベイスターズでは『推せ推せ!YOKOHAMA☆IDOL SERIES 2025』を実施。推し活を通じて生まれるパワーと熱狂で勝利を後押ししてもらうことをテーマとしている。17日にAKB48、18日に=LOVE、19日にCANDY TUNEがそれぞれ出演し、セレモニアルピッチや試合終了後にライブパフォーマンスを実施する。この日は倉野尾成美、秋山由奈・伊藤百花・大盛真歩・小栗有以・佐藤綺星・下尾みう・千葉恵里・徳永羚海・長友彩海・平田侑希・水島美結・向井地美音・武藤小麟・八木愛月・山内瑞葵の総勢16名が参加した。
<取材・文・撮影/安藤龍之介>