「涙なしには見られない!」映画ライターがおすすめする「泣ける犬映画」3選【2025年6月版】

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2025年06月18日 20:50  Fav-Log by ITmedia

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僕のワンダフルライフ(出典:Amazon)

 「今日は映画を見て感動したい!」という気分の日もありますよね。特に動物が登場する映画は、そのかわいらしさや純粋さに心打たれる人も多いのではないでしょうか。今回は、感動したいときにおすすめの「犬映画」を紹介します。

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●映画ライターがおすすめする「泣ける犬映画」1:星守る犬

 2011年に公開された『星守る犬』は、村上たかしさんの人気漫画を原作に、西田敏行さん演じる「おとうさん」と愛犬「ハッピー」の旅を描いた作品です。

 リストラや家族との別れにより人生のどん底にいたおとうさんは、唯一心を許せる存在であるハッピーと共に、行くあてもなく車で旅に出ます。ハッピーは、どんなときも無償の愛でおとうさんに寄り添い、2人の旅は続くのですが……。

 死後半年経った身元不明の男性と、死後1カ月の犬の遺体が見つかり、市役所福祉課に勤務する奥津(玉山鉄二さん)はわずかな手がかりを元に、2人の旅路をたどることになります。

 奥津が気づく2人の旅の真実と、その結末に胸を打たれること間違いなし。孤独な気持ちは簡単には埋まらないものですが、ハッピーがただそばにいてくれるだけで、おとうさんも、映画を見ている私たちもどこか満たされた気持ちになります。

 犬が大好きな人も、これまであまり動物と触れ合った経験がない人も、どんな人の心にも染みる作品です。

●映画ライターがおすすめする「泣ける犬映画」2:僕のワンダフルライフ

 主人公は何度も生まれ変わりながら、大好きな少年・イーサンに再び会うため旅を続ける犬「ベイリー」の物語です。2017年公開の『僕のワンダフルライフ』は、犬自身の視点で物語が描かれており、普段知ることのできない犬目線の気持ちを味わうことができます。

 子犬時代、飼い主であるイーサンと深い絆を結んだベイリーですが、やがて別れの時が来てしまいます。その後、ベイリーは違う犬として転生を繰り返し、さまざまな飼い主との出会いや運命と向き合いながら、それでも変わらぬ想いを胸にイーサンとの再会を願い続けます。

 犬がひたむきに人間を愛し、支えようとする純粋な気持ちが伝わってきて、涙なしには見られません。言葉を交わすことはできなくても、犬たちがこんな気持ちを持ってくれているんだ、と感じることができる、飼い主や人への救いの物語でもあります。

 ユーモアと感動が織り交ぜられたストーリー展開で、家族愛や人生の意味についても考えさせられる一作です。

●映画ライターがおすすめする「泣ける犬映画」3:ハウ

 『ハウ』は、孤独を抱えた青年・民夫(田中圭さん)と、迷い犬「ハウ」の出会いや別れを描く物語です。

 ひとり暮らしになじめず、仕事や人間関係も上手くいかない民夫のもとに突然現れた犬・ハウ。最初は戸惑いながらも、ハウの存在が次第に民夫の生活を支え、彩りを与えてくれるようになり、ハウと触れ合ううちに民夫も少しずつ自信を取り戻していきます。

 しかし、突然ハウが迷子になり、離れ離れになってしまい……。

 犬と生活をしたことがある人にとっては、共感できる部分が多い作品ではないでしょうか。もちろん、犬を飼ったことがない人も民夫を通して犬との生活を体験し、そこで生まれる感情を知ることができます。

 言葉で通じなくても「信じること」や「待ち続けること」の尊さ、人と犬の強い信頼関係を感じられる作品です。

●まとめ

 今回紹介した映画は、犬と人とのつながりや信頼関係、奇跡に胸を打たれる作品ばかりです。犬たちのまっすぐな愛に癒やされたいとき、涙を流したい気分のときに、ぜひ見てみてください。

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