今月末に改正風営法が施行されるのを前に、きょう（20日）夜、警視庁が東京・歌舞伎町のホストクラブなどの立ち入り調査を行いました。
改正風営法では、▼無許可営業した店に対する罰金額の上限が200万円から3億円に大幅に引き上げられ、▼恋愛感情に乗じた女性客への高額請求、いわゆる“色恋営業”や、不当な売掛金の取り立て、▼性風俗店がホストなどから女性の紹介を受ける見返りに報酬を支払う「スカウトバック」などが禁止されます。
きょう、警視庁の警察官が歌舞伎町のホストクラブや性風俗店など235店舗に立ち入り、営業の状況を確認しながら改正風営法の内容について店の責任者らに説明しました。
悪質なホストクラブをめぐっては、ホストが女性客に対して高額な支払いを請求し、支払いのために売春をさせるケースが相次ぎ、社会問題となっています。
警視庁保安課 半田正浩 課長
「改正風営法については、これを前面に出した取り締まりをしていくのは当然のことながら、女性たちが搾取され、被害者にならないような広報活動も併せて進めていきたい」
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改正風営法は今月28日に施行されます。
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