「食パンのみで1か月過ごしました」15万円を失った男性、今度は25万円拾って謝礼を辞退「焼肉でも食べて」

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2025年06月22日 06:20  キャリコネニュース

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多額の現金が入った財布を失くしたことがあり、その後25万円入りの財布を拾った経験もあるという、珍しい体験談が寄せられた。投稿者の50代男性(兵庫県)によれば、当時流行っていた「長財布」を、ズボンの「後ろポッケ」に入れていた。

「入院していた父のオムツ代やら入院費ひっくるめ15万円くらい入っていた財布」

それを年末の商店街で「抜かれた〜」とのこと。つまりスリに遭ったのだろうか。(文:西荻西子)

「私は食パンのみで1か月過ごしました〜」

結局、15万円は財布ごと紛失、もしくは盗られたままで終わった。その後は友人に借金をして支払いを済ませたものの、自身の生活は困窮した。その具体的な状況はというと、

「私は食パンのみで1か月過ごしました〜」

とのことだ。軽い調子で書いているが、相当辛かったに違いない。

だがこの出来事以降、なぜかお金を拾うことが増えたという。特に印象深いのが、阪神淡路大震災の後、道端で25万円ほど入った財布を拾ったことだ。警察に届けたようで、キャッシュカードなどが入っていたため、持ち主はすぐに見つかるだろうと考えていた。

案の定、すぐに持ち主は見つかった。しかし相手は被災しており、親戚の家に避難していたという。そんな相手から謝礼として2万円を渡されたが、

「このご時世戻る事ことのないお金。辞退して焼肉でも食べてと〜」

と、男性はお金を受け取らなかった。自らも苦しい経験をしたからこそ、相手を思いやる気持ちが湧いたのだろう。「以来バリ拾い警察に届けてますよ〜」と、その後も貴重品を拾うことが多い模様。その都度、誠実な行動を続けていることを明かした。

※キャリコネニュースでは「財布を失くしたことがある人」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/ONEDUONI

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