限定公開( 2 )
現在放送中の2025年NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。TSUTAYA・蔦屋書店の由来ともなった蔦屋重三郎こと「蔦重」の生涯を描くドラマだ。作中では蔦重の幼なじみの花魁・瀬川と蔦重の恋模様が描かれ、大きな話題となった。
瀬川の凛とした佇まいに気風の良さ、そして圧倒的に美しい着物姿に魅了された視聴者は多く、瀬川を演じた女優・小芝風花(28)が注目を集めている。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜60代の男女500人を対象に「着物が似合う女優」についてアンケート調査を実施した。
第3位には松たか子(48)が選ばれた。
歌舞伎俳優・2代目松本白鸚(82)の子として生まれた松。松本家といえば江戸時代から続く由緒ある歌舞伎の家柄のため、松も幼い頃から着物に親しむ機会は多かっただろう。実際、今年2月3日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際には、1歳の松が着物を着て扇子を持っている写真を公開。司会の上田晋也(55)に「着物を着る機会は幼少の頃から多かったんですか?」と聞かれ、「周りの友達よりは多かったかもしれない」と答えている。
2020年の第92回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでは、以前家族が松のために誂えたという帯と着物を着用して登場。日本だけでなく世界で絶賛の声が上がった。着慣れているからこそ、自然と出る所作も美しいと感じるのだろう。
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《歌舞伎のお家の方なので着慣れてる感じです》
《和風美人だから》
《昔着物姿が印象的でした。》
《所作もきれい》
第2位に選ばれたのは北川景子(38)。
「日本美人」と評する声も多く、票を集めた北川。実はこれまで、さまざまなメディアで着物姿を披露してきている。今年3月8日に放送されたドラマ『花のれん』(テレビ朝日系)では、明治から昭和という激動の時代を駆け抜けたヒロイン・河島多加を着物姿で演じた。
他にも、NHK大河ドラマでは2021年放送『西郷どん』で於一(篤姫)役、2023年放送『どうする家康』でお市・茶々役を熱演。時代劇の実績も多くあり、凛とした佇まいや落ち着いた雰囲気と所作で評価が高い。また、元々雑誌『SEVENTEEN』のモデルとしてデビューした北川は、そのスタイルの良さを生かして着物専門誌『美しいキモノ』にモデルとしてたびたび登場し、着物姿で表紙を飾るなどしている。
《立ち姿がきれい》
《時代劇などでも凛とした佇まいがあり、とても似合っていて美しい》
《大河ドラマの出演を見て》
《お顔立ちと、落ち着いた振る舞い。身長が高すぎないのも加味される》
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そして、圧倒的得票数で第1位となったのは吉永小百合(80)。
2位と155票差をつけて、堂々の1位となった吉永。様々なメディアにたびたび着物を着て登場しており、吉永といえば着物姿を連想する人は多いだろう。歳を重ねた落ち着きや貫禄も相まって、着物を自然に着こなしているといった声が集まった。
2021年公開の映画『いのちの停車場』の完成披露試写会では、金沢市が舞台であったため、金沢に伝わる「加賀友禅」を着用するなど気遣いも粋だ。また、長崎県五島列島に自生する椿から開発した商品で地域活性を図る、「五島の椿プロジェクト」の“椿サポーター”に就任した吉永。五島の椿で染色した優しい風合いに仕上がったピンクの着物を着てCMに出演するなど、着物と密接に関わっている。
《飾らない美しさと上品さ、知的なイメージが着物に良く合うと思うから》
《実際に映画などで着ていて一番しっくりくる》
《所作が落ち着いており、着慣れている雰囲気を感じる》
《品がある、年齢を重ねた美しさ、日本の美の象徴だと思うから》
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