自動車産業をはじめとする先端技術の集積地として発展を遂げてきた愛知県。県内では、グローバル化や多様化する進路に対応した教育改革が進められていて、評価を高めている県立高校も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、愛知県在住の女性を対象に「近年評価が高まっている愛知県の県立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
愛知の女性から支持を集めたのは、どの県立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率9.0%の「明和高校」でした。
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名古屋市東区に位置する明和高校は、1783年に開校された尾張藩校「明倫堂」と、1903年に開校された「愛知県立高等女学校」を前身とする県立高校。地球規模の思考と深い教養、先を見通す力と広い視野を持ち、困難な課題に対してもひるまず、たくましく立ち向かう総合的な知性を備えたリーダーの育成を目指しています。
「普通科」と「音楽科」の2学科を設置。音楽科では、一般教科はもちろん、専攻や副科の個人レッスン、ソルフェージュなど音楽家になるために必要な内容が十分に学べるカリキュラムが用意されています。運動部・文化部ともに多くの部活動があり、県大会や東海大会などの大きな舞台でも活躍。ノーベル物理学賞を受賞した小林誠さん、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎さんをはじめ、優秀な人材を数多く輩出しています。2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・名古屋市立大学、私立大学は立命館大学・南山大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率10.5%の「旭丘高校」でした。
名古屋市東区に位置する旭丘高校は、1877年に設立された「愛知県中学校」を前身とする県立高校。「真理と正義を愛し、自主・自律の精神に充ちた心豊かな生徒の育成を期し、高等学校としての全人的完成教育を行う」ことを教育目標としています。「普通科」と「音楽科」の2学科が設置されています。
文部科学省から2期目となるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されていて、日本の将来をひらき、世界をけん引する「科学技術イノベーター」の育成に注力。東海・北陸地方の複数の高校から参加者を募り、合宿を行う国際教育プログラム「高山グローバルサマーフェスタ」を主催するほか、ケンブリッジ大学や研究機関を訪問する「SSH英国海外研修」などの独自の取り組みも魅力。2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・京都大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
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