福井県には多くの公立高校があり、各地で生徒の受け入れを行っています。普通科をはじめ、多文化共生科や学際フロンティア学科、商業科、生活情報科など、各学校ではさまざまな学科を用意。生徒の興味や進路に合わせた勉強ができる環境を整えています。
そこで、ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、福井在住の50代を対象に「子どもを入学させたい福井県の公立高校は?」というアンケートを実施しました。進学校からスポーツの強豪校まで数多くの学校がある中で、人気を集めたのはどの高校だったのでしょうか?
第2位は、得票率28.9%の「高志高校」でした。福井市にある高校で、1948年に「福井第二高等学校」として開校した歴史を持っています。2015年度に「高志中学校」が設置され、併設型中高一貫校となりました。
同高校では国内外の選択型研修旅行を実施しているほか、2018年から進学型単位制教育課程を導入。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を受けているなど、県内でも進学校として注目を集めています。また、卒業生は福井大学や金沢大学を中心に、京都大学や大阪大学などの難関大学を含む国公立大学に多くが進学。立命館大学や同志社大学など、有名私立大学への合格者も多数輩出しています。
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第1位に選ばれたのは、福井市にある「藤島高校」でした。得票率は32.6%。1855年に創設された福井藩校「明道館」を起源とする高校で、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんなど有名な卒業生がいる高校として知られています。
大学や研究機関、企業との連携を行い、「実社会とつながる学び」を提供しているほか、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けており、文系・理系問わず科学的な手続きで真理を探究し課題解決を目指す「探究力」の育成にも注力。2025年度の大学入試では、福井大学や金沢大学をはじめ、大阪大学、京都大学にも多くの合格者を輩出しています。
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