道路で遊ぶ子供を怒鳴りつけるおじいさんに、5歳の息子がまさかの反論!すると…/びっくり体験人気記事

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2025年06月23日 09:20  女子SPA!

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女子SPA!

写真はイメージです(以下同じ)
 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2021年6月25日 記事は取材時の状況)

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 住宅を購入した後、ご近所トラブルに悩まされる人は少なくないようです。

 昨年、新築戸建て住宅を購入した田中真美さん(仮名・34歳)もそのうちの一人。ご近所さんとのトラブルを語ります。

◆「子育てしやすいエリアで」と新築戸建て住宅を購入

「子どもが小さい内にと思って新築戸建て住宅を購入しました。息子が5歳だったので、小学校に入学するまでには引っ越したいと考えていて、ちょうどいいタイミングで希望の物件を見つけたんです」

 真美さんは、小学校までの通いやすさと2台分の駐車スペースを条件に住宅を探していたそう。ようやく見つけた住宅は、駅から25分と少し遠いものの、子育てのしやすそうな環境で、夫婦共に即決でした。

「子どもが通学しやすくて、設備が整った新築住宅が見つかったときは嬉しかったですね。それまでは狭小の社宅暮らしだったので、自分の部屋が欲しいと言っていた息子も念願叶って喜んでいました」

◆子どもたちの輪が広がって幸先のいいスタート

 真美さんが購入したのは3軒並びの建売住宅。

「ちょうど息子と同じ年の男の子がお隣に引っ越してきて、息子は飛び跳ねて喜んでいました。もう一軒のお宅は、2歳の女の子がいるご家庭でご夫婦も感じが良くて、ほっと安心したのを覚えています」

 新しく息子が転園した幼稚園でもママ友が増え、真美さんはたびたび友人を家に呼ぶようになったそう。引っ越し後の真美さんの人間関係は、順調に広がっていったようです。

◆家の前でシャボン玉遊び

 しかし、思わぬところからトラブルはやってきます。

「あの日も、お隣の親子と、同じ幼稚園のお友達親子がうちに遊びに来ていました。うちに来てしばらくの間は、子どもたちがプラレールに夢中だったので、その間にママたちはお菓子を食べながら雑談を楽しんでいました。

 1時間ほどすると子どもたちが飽きてきて。それで、気分転換になるかと思って『家の前でシャボン玉しようか』と私が提案したんです」

 その日は晴天で、空高く上がるシャボン玉に子どもたちは大喜びでした。

◆盛り上がる子どもたちに雷のような怒号!

 最初は吹いて作るだけのシャボン玉あそびでしたが、徐々に浮かんだシャボン玉をいくつ割れるかの競争へと発展していきます。

「幼稚園で忍者ごっこが流行っていたのもあって、子どもたちは『ニンニン!』とか『忍法だー』『100個割れた! やったー』と大騒ぎしていました。母たちも、子どもたちのそばでその姿を微笑ましく見ていたんです」

 しかし、事件は起こります。

「突然、『静かにせんかー!』『そのキーキー声、やめろ!』としゃがれた大きな声が聞こえてきて……。向かいのお家から70代くらいのおじいさんが出てきました。あのときは心臓が止まりそうでしたね」

◆ブチ切れおじいさんと息子がまさかの“対決”

 ところがその後、真美さんにはさらに心臓が止まりそうな出来事が待ち受けていました。

「今でも、思い出すだけでゾッとします。怒り心頭のおじいさんに、息子が『おじいさん、怖いからもう出てこないで』とまさかの反撃を始めたんですよ」

 息子の言葉におじいさんの顔は、ゆでダコのように真っ赤に。今にも拳が降り落ちてきそうな勢いで、「どうにかしなきゃ」と思った真美さんは、息子を背後に隠しながらおじいさんに謝罪したそう。

「その後すぐに家から奥様が出てきて、『あなた、子どもたちが怖がっているじゃない。皆さん、ごめんなさいね』と言いながらおじいさんをなだめてくださり、事は終幕しました。でも、斜め向かいのお家の方なので、これからずっと気を遣わなきゃいけないと思うと……」

 真美さんも、道路で子どもを遊ばせて騒ぎ、おじいさんに不快な思いをさせてしまったことには反省しているそう。

「あれ以来、『道路では遊ばない、遊ぶのは公園で』を徹底するようになりました。ただ、息子は声も大きいし、これからもうるさいと怒鳴られるんだろうな」

 お互いが認め合いや譲り合いの心を持ちながら、共に気持ち良く過ごしていける住環境を作っていけるといいですね。

<取材・文/maki>

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