アルビレックス新潟が樹森大介監督との契約解除を発表…後任は入江徹コーチに決定

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2025年06月23日 12:49  サッカーキング

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契約解除となった新潟・樹森大介監督[写真]=兼子愼一郎
 アルビレックス新潟は23日、樹森大介監督との契約を22日付けで解除したことを発表した。なお、後任には入江徹コーチが就任し、22日から指揮を執っている。

 新潟は今季、リーグ戦20試合を戦って4勝7分9敗という成績で、ここまで積み上げた勝ち点は「19」。順位は降格圏の18位に沈んでいた。21日に行われた2025明治安田J1リーグ第21節ではアビスパ福岡に2−3で敗北しており、降格圏脱出のチャンスを逃していた。

 現在48歳の樹森監督は、水戸ホーリーホックのユースで監督を経験したあと、2023年から水戸のコーチに就任。今季から新潟の監督となり、自身の指導者キャリアで初めてJリーグのトップチームを指揮していた。

 契約解除に際し、樹森監督はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「アルビレックス新潟ファミリーの皆様へ。トップチームの監督就任から、アルビレックス新潟ファミリーとして皆さんと一緒に闘えたことは本当に素晴らしいものでした。ただ、勝利を積み上げることができず、厳しい結果に対して、悔しい思いと本当に申し訳ないという思いです」

「結果が求められるプロの世界で、勝てない時期でも新潟のために一緒に全力で闘ってくれた選手、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、フロントスタッフ、そしてどんな時でもスタジアムを最高の雰囲気にしてくれた、熱いファン、サポーターの皆さん、心から感謝しております。本当にありがとうございました。新潟を離れますが、今後のアルビレックス新潟の躍進を心より願っております」

 また、新潟の中野幸夫代表取締役は、樹森監督の契約解除についてクラブ公式サイト上でこう語った。

「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様へ。このたび、アルビレックス新潟は、樹森大介監督との契約を解除することを決定いたしました。樹森監督は今シーズン就任以来、常に誠実にチームと選手のため、取り組みを続けていただきました。Jリーグでは4勝7分9敗で勝点19にとどまっているものの、樹森監督によるチームの成長へのチャレンジには、最大限の感謝と敬意をあらわすべきと考えております。クラブを代表し、心から御礼を申し上げます」

「アルビレックス新潟は多くのサポーターの皆様、後援会の皆様、株主・パートナーの皆様、クラブに関わるすべての皆様から、大きなご声援・ご支援を賜っています。このクラブに寄せていただいている期待にお応えするため、J1リーグ残留を必ず守り抜きたいと考えています。J1リーグの残り18試合、そして天皇杯に、チーム・クラブがこれまでにも増して結束して戦っていくため、樹森監督の契約解除を決断いたしました」

「後任となる入江徹コーチは、アカデミーやトップチームでの指導経験も豊富であり、その実直な人柄をよく理解しています。また、彼のアルビレックス新潟への愛情や情熱が、現状を打破するために最適であると判断しました。もちろん、入江監督のために、クラブを挙げてサポートをしてまいります。アルビレックス新潟に関わるすべての皆様、ここまで常に温かいご声援・ご支援を賜り、心から御礼申し上げます。ぜひ、引き続き温かいご声援・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」

このニュースに関するつぶやき

  • だからさぁ監督まで育成路線はダメだって昔学んだ筈だけど何と学習能力のないフロントか・・・多分色々断られての人事だったんだろうけど樹森さんには火中の栗を拾ってくれた(払わされた)感謝しかないです!
    • イイネ!2
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