アーセナルが関心を寄せるシェシュコ [写真]=Getty Images アーセナルはライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコへ関心を寄せているものの、交渉は思うように進んでいないようだ。22日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
今夏の移籍市場で複数の即戦力獲得に動くと見られているアーセナル。イタリア代表MFジョルジーニョ(現:フラメンゴ)が退団し、ガーナ代表MFトーマス・パルティの去就は不透明となっている中盤には、レアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディの加入が決定的に。そして、最優先事項とされているストライカーの補強についてはシェシュコを優先的なターゲットとし、ライプツィヒとの交渉に臨んでいることが明らかになっている。
しかし、アーセナルはライプツィヒが要求している8000万ユーロ(約136億円)から1億ユーロ(約170億円)の移籍金を支払う意思がなく、交渉は難航している模様。さらに、シェシュコの希望年俸はアーセナルが提示した金額を上回っており、個人条件でも合意には達していないと報じられている。こうした諸々の事情を考慮し、アーセナルがシェシュコ獲得競争からの撤退を決断する可能性もあるようだ。
なあ、アーセナルのアンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)は複数の交渉を同時に進行しており、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュも依然として獲得候補リストに残っているという。シェシュコとの交渉が今後も進展しない場合には、ギェケレシュ獲得に向けた動きを強める可能性もあると報じられている。また、アストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスの動向も注視しているようだ。
2024−25シーズンの成績は、シェシュコが公式戦45試合出場21ゴール6アシスト、ギェケレシュが公式戦52試合出場54ゴール13アシスト。得点関与数ではギェケレシュがシェシュコを大きく上回っているものの、プリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)のレベルからプレミアリーグへの適応を不安視する声も挙がっているという。果たしてアーセナルは新たなエース候補としてどの選手を獲得することになるのだろうか。