全日本柔道連盟(全柔連)は24日、オンラインで評議員会と臨時理事会を開き、役員を改選した。再任となった中村真一会長(66)が取材に応じ、23日に新日本プロレス入団を発表した、21年東京五輪男子100キロ級王者のウルフ・アロン(29)について「職業選択の自由がある。全柔連として、どうこう言うことはない」と受け止めた。
「柔道界で活躍した人が、次の人生を選んで歩むことは本人の自由に任せる」と後押し。「個人的には成功してほしい」とエールを送った。他競技でプロ契約を結んだ場合、柔道の指導者資格を得るには引退後1年を空ける必要があるが「全柔連の仕事をする場合は、そのときどきの状況による」と説明した。
ウルフは、会見で「バックボーンとして、柔道はこれからもあり続ける。柔道を捨ててプロレスをするのでない」と言及していた。
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