26日にかけて四国で激しい雨の恐れ 警報級大雨の可能性も 土砂災害に十分注意を

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2025年06月25日 12:37  日本気象協会

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日本気象協会

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四国地方では、26日(木)にかけて局地的に雷を伴った強い雨や激しい雨が降るでしょう。22日(日)夜から降った雨の量が100ミリを超えている所もあり、地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に十分注意してください。

明日26日にかけて前線が通過 激しい雨や雷雨の恐れ

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今日25日は西から寒冷前線が近づき、26日(木)にかけて四国地方を通過する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、雷雲の発達しやすい状況が続くでしょう。太平洋側を中心に道路が一気に川のようになる降り方をする恐れもあります。
26日(木)にかけて落雷や雨の降り方に注意が必要です。

今日25日は所々で雨 明日26日は広く雨に

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今日25日の四国地方は、雲が多く、高知県など太平洋側を中心に雨が降ったりやんだりするでしょう。そのほか、時折日差しの届く所が多いですが、天気の急変には注意が必要です。
26日(木)は、寒冷前線が通過するため、今日よりも広い範囲で雨が降り、雷を伴って雨脚の強まる所があるでしょう。
27日(金)には天気が回復し、各地で晴れる見込みです。

四国地方では、22日(日)の夜から降った雨の量が、愛媛県宇和島市、八幡浜など100ミリを超えている所があり、地盤の緩んでいる所があります。
26日(木)は、愛媛県の東予を中心に、土砂災害の危険度が再び高まる恐れがあります。
お住まいの地域に発表されている最新の警報・注意報を確認するようにしてください。

土砂災害のサインを察知したら 早め早めの避難を

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四国地方では、26日(木)にかけて土砂災害に十分注意が必要です。
土砂災害の前兆現象には以下があります。

・斜面のひび割れ
・湧き水が止まる
・異様な音・におい
・濁った水が噴き出す

こうした土砂災害の前兆現象と思われるものがあるときや、いつもと違う不安を感じたときは、避難指示などがなくても早めに土砂災害警戒区域・危険箇所から外に出るようにしましょう。
土砂災害は発災してから避難しようとしても、間に合いません。冷静に判断できるうちに、早めの避難行動をとってください。
避難に時間を要する方は、「高齢者等避難」が発令された時点で避難を始めるのが良いでしょう。

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