「大切な友人、寄り添い続ける」＝佳子さま、ブラジル訪問で感想

　日本との外交関係樹立１３０周年に当たり、ブラジルを公式訪問した秋篠宮家の次女佳子さまは２５日、「友好関係が一層深まることを願うとともに、日本とブラジルがこれからも大切な友人として寄り添い続ける未来を思い描いております」とする感想を、宮内庁を通じて文書で公表された。

　３月に国賓として来日した同国のルラ大統領に対しては、「再びお会いすることができ、たいへん光栄なことでした」とつづった。自身も出席した１３０周年関連行事については「両国の関係を振り返る感慨深いものでした」とした。

　日本人開拓者の慰霊碑や資料館を訪れたことにも触れ、「日本から移住された方々とそのご子孫が、ブラジルの社会に貢献してこられたことを、これからもしっかりと心にとどめてまいります」と記した。

　公式訪問は４〜１７日の日程で、滞在中に８都市を巡った。