「二宮さんの初の新書には、《いまは休みたいという意志があるリーダーに、「やろうよ、やろうよ」と言うわけにはいかない》という記述がありました。グループ活動の再開には、大野さんの心情が大きなポイントだったことが改めてわかります」(スポーツ紙記者)
6月17日、二宮和也(42)が新書『独断と偏見』(集英社)を発売。さらにこの日は二宮の誕生日でもあり、嵐はファンクラブ向けに動画を公開。誕生日を祝うトークとともに、4年半ぶりに5人そろって歌を披露した。
注目を集めたのは大野智(44)の容姿。5月に嵐の活動終了を報告した際の動画と比べ、輪郭がシャープになった印象だ。
「動画内で大野さんが語ったところによると、1カ月ほどで約3キロ減量したそう。5月の動画を見て“これではいけない”と、筋トレや食事制限に励んだといいます。
相葉雅紀さん(42)も“活動休止前と全然変わってない!”と驚いていました」(前出・スポーツ紙記者)
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島暮らしの生活からも変化しているようで……。
「宮古島にいるときは行きつけのバーでよくお酒を飲んでいましたが、最近は控えているとも聞いています。
太りやすい体質で特に“顔はなかなか痩せない”とこぼしていたこともありましたが、この短期間での減量には、嵐としての“最後の一年”に対する本気度を感じます」(芸能関係者)
嵐の集大成となる来春のライブツアーに向け、大野の脱皮も本格化。同時に、ライブの構想も進んでいるようだ。
「ラストライブでは、嵐とゆかりのある事務所のメンバーたちがはなむけに立ち会う演出案が浮上しています。
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そこで登場が有力視されているのが東山紀之さん(58)。嵐とは非常に縁が深く、彼らの門出を見送るのにふさわしい人物です」(テレビ局関係者)
両者の関係は’99年まで遡る。
「東山さんは、’99年にハワイで行われた嵐のデビュー会見で司会を務めました。
その後も’15年のコンサートにサプライズで登場したり、活動休止に伴い最終回となった冠番組にゲスト出演したことも。嵐の節目にはいつも東山さんがいたのです」(前出・テレビ局関係者)
特に大野に対しては、東山は後輩ながら尊敬のまなざしを向けていたという。
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「大野さんはジュニア時代に少年隊と舞台で共演したことがありますが、非常に難しい役どころを演じることに。しかし大野さんは見事な演技力でやりきり、以来東山さんは一目置くようになったといいます。
大野さんが嵐のリーダーになるきっかけを作ったのも東山さん。かといって堅苦しい先輩後輩関係ではなく、親しい間柄だったようです」(前出・テレビ局関係者)
’15年大みそかの「ジャニーズカウントダウンライブ」では、東山と大野の2人で一曲を披露している。ファンの間では伝説と化しているステージだ。
「曲の前奏部分で、2人がバク転を披露したのです。大野さんのバク転も珍しいですが、それ以上にファンを驚かせたのは東山さん。当時49歳でしたが、鮮やかな身のこなしに大野さんも“化け物だ!”と驚嘆していました」(前出・芸能関係者)
前出のテレビ局関係者は言う。
「東山さんは毎日腹筋を千回するなど、自分に厳しく体作りをしていたことで有名。
その影響なのか、大野さんは“期日を決めればやり遂げられる”という信念を持っています。おっとりとしたイメージとは裏腹に、ストイックな一面もあるのです。
台本を覚えるときや絵を描くときにも自ら締切りを設けているといいます。今回のダイエットも、自らを厳しく律して達成したのでしょう」
体作りは、最後の一年を走り切るため。そして、恩師である東山と再びステージに立つためでもあったーー。
「東山さんはジャニー喜多川氏の性加害問題を受けてSMILE-UP.社の社長に就任。’23年いっぱいでタレント業は引退し、被害者への補償業務に専念しています。
社長となってからは後輩と直接交流する機会は減っていますが、4月に開催されたSnow Manの国立競技場でのライブに足を運ぶなど後輩を気にかける思いは変わっておらず、特に嵐については『5人の嵐に会いたい』とよく話していました。それだけに、今回の活動再開の知らせには大いに喜んでいたそうです」(前出・芸能関係者)
こうした恩に報いたいというのが大野の願いだ。
「これまでの感謝を示すため、願わくは卒業式には東山さんに立ち会ってもらい、“ヒガシさんとまたバク転をやりたい”という思いだといいます。
ジャニーズ事務所の元社長・藤島ジュリー景子さんが自らの半生を語った書籍を7月に発売するなど、補償業務にも見通しが立っていることがうかがえます。東山さんの社長業が完遂される日も遠くはなさそうです。
東山さんとしては、旧知の嵐のために協力を惜しまないとの姿勢だそう。今後の展開次第では、大野さんの“最後の悲願”を受け入れられるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
来春、華麗な跳躍で満員のライブ会場を沸かせるに違いない。
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