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落語家立川志らく(61)が25日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時17分=関西ローカル、TVer配信あり)に出演。三遊亭円楽さんの振る舞いに感謝した。
志らくは日本テレビ系「笑点」について、「若い頃、30代のとがってた頃に落語論の本を書いて、『笑点よ、1日も早くこの日本から消えろ』って書いた」と振り返り、「私と笑点の関係は最悪だった」。
落語=笑点のイメージがいやだったと言い、「落語って作品を語る。だから、落語家になったっていうと、『いつ笑点出るの? 大喜利やるんでしょ?』と言われるのがイヤだった。落語家は落語をやるためにいるんだ。そのために『笑点よなくなれ』まで書いたのに、今じゃ、(TBS系)『ひるおび』のコメンテーターになっちゃった」。
しっかりオチをつけ、かまいたち濱家隆一から「丸くなるもんですね」と笑いを誘った。
当然、笑点スタッフの怒りを買うことになったが、新幹線で笑点出演メンバーと一緒になった際に、円楽さんが「誰も口きいてくれない。1人だけじっとしてたら、円楽さんが差し入れのあんパンを配り始めて、『おい、志らく、お前も食うかい』ってくれたの。涙が流れるほどうれしくて、あんパン食べながら『笑点の悪口言ってごめんなさい』って」と円楽さんの粋な気遣いに感謝した。
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その後は、笑点が落語のイメージを悪くしているんじゃなく「笑点があるから日本人は落語を忘れずにいる」と考えを改め、悪口も封印。「円楽師匠のピンチヒッターで2回呼ばれた」と振り返っていた。
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