
近畿地方では、明日27日以降、晴れる日が多く、強い日差しが照り付けるでしょう。早ければ、6月中にも梅雨明けとなりそうです。最高気温が35℃以上となる所が増えて、大阪や京都などでは37℃くらいの体温並みまで気温の上がる日もあるでしょう。熱中症に厳重に警戒してください。
6/27〜7/3 カンカン照り・急な暑さで熱中症リスク大
27日(金)〜28日(土)は、太平洋高気圧が勢力を強めるでしょう。近畿地方では、おおむね晴れて、日中は強い日差しが照り付けそうです。
29日(日)以降もだいたい晴れますが、湿った空気の影響で、午後は山沿いを中心に夕立のような雨が降るでしょう。天気の急変に注意をしてください。
気温は平年よりかなり高く、湿度も高いため、熱中症に厳重な警戒が必要です。
大阪、京都、奈良など最高気温が35℃以上となる日が急増し、真夏のような暑さになる見込みです。最低気温は25℃を下回らず、熱帯夜の続く所が多いでしょう。
急な暑さで熱中症リスクが一層高まりますので、熱中症対策を万全に行ってください。
7/4〜9 広く猛暑 37℃予想も 天気急変にも注意
その先も晴れる日が多いですが、気温の上昇で大気の状態が不安定になるため、午後は天気の急変に注意が必要です。
暑さは一段と厳しくなりそうです。最高気温が35℃以上となる地点がさらに増えるでしょう。大阪、京都、奈良では、37℃くらいの体温並みまで気温の上がる日もある見込みです。
熱帯夜も続きますので、夜もエアコンを適度に使用するなど、快適な睡眠環境を作ることを心がけましょう。
毎日の疲れをためないよう、食事や睡眠をしっかりととるなど規則正しい生活をすることも大切です。
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近畿は6月中に梅雨明けか 過去最も早くなる可能性
今日26日、日本気象協会が発表した最新の梅雨明け予想によると、近畿地方は「6月下旬」となっています。
1951年以降、近畿地方で最も早かった梅雨明けは、7月3日頃(1978年)です。今年はこの記録よりも早い梅雨明けとなる可能性※があります。
梅雨明け直後は熱中症にかかる人が急に増える傾向がありますので、盛夏と変わらない対策を行ってください。
なお、本来なら雨の季節である時期に、晴天が続くことから、水不足も懸念されます。今のうちから節水も心掛けるとよいでしょう。
※梅雨入り・梅雨明けの時期は、例年、秋に見直しが行われます。実際の春から夏にかけての天候経過に基づいて総合的に検討され、確定します。