「まいど、おおきに〜」ハワイの新星、マイア・ケアロハ来日 実写映画「リロ&スティッチ」の主人公リロ役に大抜擢…一体どんな子?

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2025年06月26日 18:50  まいどなニュース

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2002年に劇場公開され、今なお世界中で愛されているディズニーのアニメーション「リロ&スティッチ」が実写映画化された。主人公の少女リロを演じた新星マイア・ケアロハさんは、もともとこの映画の大ファンだったといい、「大きな夢が叶いました」とはじけるような笑顔を見せる。

【写真】チャーミングな笑顔でインタビューに応じたマイア・ケアロアさん

大抜擢! マイア・ケアロハさんってどんな女の子?

マイアさんは2016年、ハワイ生まれ。幼少期からフラダンスやサーフィンに親しみ、「スポーツ(バスケ)と英語の授業が大好き」という元気いっぱいの小学生だ。

アニメーションの「リロ&スティッチ」はハワイが舞台ということもあり、やはりハワイの子供たちの間でも大人気なのだとか。マイアさん自身、今回の実写映画に出演する前から一番好きな映画が「リロ&スティッチ」だったという。

「アニメ版は友達もみんな見ています。私が実写映画のリロ役に決まったことを知らせると、私よりも泣いて喜んでくれました(笑)。『あなたを誇りに思うわ』と言ってもらえて、私もとても嬉しかったです」

実写映画の完成後は、ハワイで映画館を借り切って、友達や家族みんなと一緒に鑑賞。マイアさんにとってもオハナ(家族、友人、仲間を意味するハワイの言葉。「リロ&スティッチ」の大きなテーマでもある)にとっても、忘れられない思い出になったという。

心と魂を全て注ぎ込んで作った実写映画

撮影現場ではジャンバ博士役のザック・ガリフィアナキスさんやプリークリー役のビリー・マグヌッセンさんが「いつもめちゃくちゃ笑わせてくれた」といい、ディーン・フライシャー・キャンプ監督らと一緒に夕食を楽しむことも。一方で、姉のナニやスティッチとの大事なシーンの前にはひとりになって気持ちを集中。「リロというキャラクターや彼女が経験していることを本当に理解するために、演技コーチと一生懸命取り組みました。スタッフ、キャスト、みんなで心と魂を全て注ぎ込んで作り上げたので、世界中の人たちに気に入ってもらえて最高の気分です」

ちなみに撮影現場のスティッチは、人力で操作する人形(パペット)が使われたという。

「スティッチのことが大好きだから、会うたびに鼻にキスしていたんです。すると、あまりにキスしすぎたので、スティッチの鼻の黒い色が私の唇についちゃって、スティッチの鼻がちょっと禿げて紫色になったこともありました(笑)」

「パペットとの演技が難しくなかったかって? いいえ、とっても簡単でした! 想像するだけでいいんです。(テーブルの上のペットボトルを手に取って)例えばこのボトルに足が生えて、歩く生き物がここにいると想像して演じるようなもの。あなたにもきっとできるわ!」

日本語の挨拶も勉強中

今回が初めての来日だというマイアさん。前夜に着いたばかりということもあり、日本の第一印象は「美しいビル、素敵なホテル、そして素敵なパジャマ」と茶目っ気たっぷりに振り返って見せつつ、「滞在中に寿司は絶対に食べたい。あと、自動販売機も使ってみたいです」と目を輝かせた。

日本語の挨拶もすでにいくつか覚えたといい、「こんにちは、さよなら、まいど、おおきに、かわいい、どうもありがとうございます」とチャーミングな笑顔でそらんじてみせるなど、終始楽しげな様子だったマイアさん。「日本のみなさんにも、映画を通してハワイの魅力や私たちにとって本当に大切な『オハナ』の考え方に触れてもらえたら嬉しいです」と話していた。

◇  ◇

実写映画「リロ&スティッチ」は全国の映画館で上映中。

(まいどなニュース・黒川 裕生)

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