
【写真】2020年のシナリオ誕生から5周年を迎える『カタシロ』がPARCO劇場に再登場! 『カタシロ〜Relive vol.2〜』メインビジュアル
各プレイヤーが自分で作ったキャラクターを演じ、プレイヤー同士で会話しながら物語を勧めていく対話型のゲーム「テーブルトーク・ロールプレイングゲーム」(TRPG)。
昨年、パルコのゲーム専門チームPARCO GAMESと舞台作品を制作するPARCO劇場のチームがタッグを組み、演出家・脚本家・YouTuberとして活躍するディズムによるTRPGの名作シナリオ『カタシロ』を用いて「TRPGを舞台上でプレイする」という新たな試みがスタート。『カタシロ』初の有観客舞台、PARCO劇場スペシャル版『カタシロ〜Relive vol.1〜』が上演され、大好評を博した。その第2弾の上演が決定し、各界から豪華出演者が勢ぞろいした。
『カタシロ』の出演者は冒頭、記憶を失った“患者”として登場する。そこに“医者”が現れ、互いに話をしながら、ストーリーを進める。ミステリアスかつプレイヤーの内面に真正面から切り込んでくる内容は、多くの出演者たちを悩ませ、考えさせ、そして何かしらの「答え」を出すことに。その答えこそが、普段は目を背けがちな自らの人生をも問い直すことへとつながり、エンターテインメントでありながらも様々な感情を出演者・観客の中に呼び起こす。
『カタシロ』の特徴は「一度内容を知ってしまうと、患者役としては出演できない」ということ。今回の患者役の出演者たちもシナリオの全貌をまったく知らないまま舞台に臨む。会話をしていく中で知らず知らずのうちに素の自分が明かされ、展開も結末もその人次第。一度限りの物語が劇場という空間でリアルタイムに生み出される。
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また、シナリオ誕生5周年の記念すべき公演日・8月6日には、山里亮太が登場する。巧みなトーク力で知られる山里が、舞台上で『カタシロ』と出逢う時、どのようなことが起きるのか?
そのほか、前回公演のエル・デスペラードからのバトンを受け継ぎ、新日本プロレスから高橋ヒロム・YOHがエントリー、ディズムが手合せを熱望した棋界からは中村太地・佐藤天彦が参戦。さらには、お笑いトリオ・ハナコの岡部大、コスプレイヤー・えなこを迎える。そして、東京公演千穐楽では、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、大トリを務める。
さらに、医者役には、前作から続投のディズムに加え、『カタシロ〜Relive vol.1〜』に患者役として出演した声優の安元洋貴も出演することが決定。『カタシロ』の特徴として、「見比べる」という楽しみ方があるが、今回の『カタシロ〜Relive〜』から、同一劇空間で『医者役』も見比べられるという新たな要素が加わる。
もう一人の患者役には、昨年に引き続き『カタシロ』経験者の声優・ライバーたちを迎え、『カタシロ』の世界に深みを持たせる。出演者の組み合わせによって全く違う展開になるため、全部の公演が観たくなるのが『カタシロ〜Relive〜』だ。キャストの出演スケジュールは公式サイトにて。
なお、今回も全公演、本編の終了後にアフタートークを開催。8月中に大阪公演も予定している。大阪公演の詳細は近日中に発表。
脚本・演出のディズムは「早くもVol.2! 豪華な出演者! しかも大阪公演まで!! 5年間いろんなカタシロをみてきたことで、重層的なおもしろさが増しているのを感じている中、再び貴重な機会を得られてうれしい限りです。特に今回は、同じ職業の方々を見比べるおもしろさが増しているうえ、医者まで見比べられてしまう!! これまでのカタシロと、これからのカタシロと、ますます世に侵蝕している様子を、たのしんでいただけましたら幸いです。5周年らしい企画も今後発表予定です!!」と言葉を寄せている。
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