米俳優ブラッド・ピット(61)が26日、都内で行われた主演映画「F1■/エフワン」(27日公開)の来日舞台あいさつに登場した。
今回の来日で最後の舞台あいさつといい、日本語で「どうもありがとう」と笑顔。観客を前に「日本に来ると本当に温かい歓迎を受けて、優しく愛を注いでくれる」と感謝を伝えた。
同作でピットは常識破りの元カリスマF1レーサー、ソニーを演じた。本物のサーキットコースを使った大規模撮影を行い、体感型リアル・アクションを実現。レースシーンでは実際に走行し「最高の気分。とにかく自分が感じたことのないようなハイで、ものすごく高揚感がある」と回想した。
時速350キロ程度までスピードを上げたという。F1ファンの中尾明慶(36)に「(走行中)やばい! ってなったことはなかったか」と聞かれると「時々トラック外で失敗しそうになったことはある。スピンしかけたり。車はボロボロにはならなかった」と笑いを誘った。
同作は「トップガン マーヴェリック」のジョセフ・コシンスキー監督とタッグを組み、プロデューサーには現役スターレーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねた。ソニーが最弱チームとともに昨日までの自分を超えていく物語。「F1はものすごくファンがいると同時に全く知らない方もいる。どちらの人たちも満足できるものにしたいと、かなり脚本を練りまして、やっといいバランスの物ができた」と語った。
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最後には「この映画は3年かけました。愛の結晶だと思います。楽しんでいただける作品になっていると思いますし、もし楽しんでいただけなかったら監督の責任」とおちゃめに笑い、作品をアピールした。
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