リアム・ペインさんの遺作となったコンペティション番組、ついに予告編が公開

　昨年10月、アルゼンチンにて31歳の若さで亡くなったリアム・ペインさん。彼の最後の出演作となったNetflixのコンペティション番組『ブラインド・バンド（Building the Band）』の予告編がついに公開された。

【動画】『ブラインド・バンド』の予告編

　10エピソードで構成された『ブラインド・バンド』は、見ず知らずの才能ある若者たちが、お互いの姿を見ずにバンドを結成。デビューを賭けて、熱いバトルを繰り広げるコンペティション番組。バックストリート・ボーイズのAJ・マクリーンが司会を務め、リアムさんはニコール・ジャーシンガーやケリー・ローランドとともに審査員として出演。亡くなる前に、撮影を終えていた。

　7月9日の配信スタートに先駆け、この度Netflixが予告編を公開。オーディションの様子に加え、「このバンドの結成方法は普通じゃない。僕らは違う形で結成した」と語るリアムさんの姿や、出演者たちにアドバイスを与える様子などが映し出される。

　なおMailOnlineによると、Netflixでは、リアムさんの死後、彼の遺族と連絡を取り合い、番組配信に向けて準備をしてきたそうだ。情報筋は先月The Sunに対し、リアムさんの家族は事前に番組を全て視聴し、公開に「賛成した」と述べ、番組のトーンが適切に仕上がるようNetflixと「緊密」に協力していると明かしたという。

　また、「リアムは撮影当時とても調子が良かったので、本来の彼の姿を最後にもう一度ファンに見せられることに、皆が喜んでいます。番組が公開されたら、ほろ苦い気持ちになるでしょう」とコメント。「Netflixは遺族が満足できるよう尽力しました。どんな番組になるのか確認したうえで遺族が賛同してくれるよう、プロデューサーは彼らに映像を送りました」と述べている。