長嶋一茂「そこは抵抗したい」大谷翔平のオールスター5年連続出場“当然視”の空気にチクリ反論

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2025年06月27日 09:48  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

長嶋一茂(2019年10月撮影)

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)は27日、金曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演。MLBが26日(日本時間27日)、オールスター戦(7月15日、アトランタ)のファン1次投票の結果を発表し、ドジャース大谷翔平投手(30)がナ・リーグ最多票を獲得しDHでのスタメン出場が決定したことをめぐり、「当然視」するような空気をいさめた。


大谷のオールスター選出は、5年連続で、すべてファン投票でのスタメン出場となる。番組ではこの日、恒例のパネル企画コーナーで大谷を特集し、その中でオールスター選出を速報した。


一茂は、大谷のMLBオールスター出場を当然視するような空気があることに触れ「そこの感覚はちょっと怖いと、僕は思っている」と指摘。「オールスターに出るって、すごいことなんです。しかも5年連続。もちろん大谷選手だから出るでしょ、とみんな思うんだろうけど」と述べ、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「思っちゃってます」と即レスで応じると、一茂は「そんなに簡単に思っていいのかなと。僕はそこは少し抵抗したいです。あらためて、素晴らしいと思います」と、いかにすごいことか、ということを元プロ野球選手の立場で力説した。


羽鳥が「1次投票で(出場が)決まるのは、この2人(大谷とヤンキースのアーロン・ジャッジ)。そこに来ている」と述べると、一茂は「すごいことだと思います」と、あらためて絶賛した。


さらに「今月、いきなり二刀流(復活)というのが、だいぶ早いなと。しかも、もう160キロ投げちゃったりしているところがもう、驚きで。いつの間にそんなに仕上げていたのか。画面や映像だけでは分からなかったので、そこがびっくりしている」と、大谷の二刀流復活への驚きも口にした。その上で「(オールスターでの)投手起用はもちろんNOでいいと思いますし、(前日に行われる)ホームラン競争も出なくていいかなと。ぼくは毎年、大反対なので」と述べ、オールスターでは、大谷はDHでの出場に専念すべきと力説した。

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