
6月25日に、8月から上演される舞台『ぼくらの七日間戦争2025』の製作発表会が開かれ、主演を務めるSixTONESの田中樹が登壇した。本作は田中にとって、初の舞台単独主演となる。
本人も「どう中学生に見せればいいんだろう?」
原作は、作家・宗田理の大ベストセラー『ぼくらの七日間戦争』。管理教育に抑圧されていた中学1年生の子どもたちが廃工場に立てこもり、教師や親など大人たちへの反乱を起こす青春群像劇だ。
「『ぼくらの七日間戦争』は1985年に刊行されて以来、小中学生から圧倒的な人気を集めてきた大ヒット作品です。1988年には実写映画化され、宮沢りえさんの映画デビュー作として注目を集めました。
2019年には、北村匠海さんが声優として参加したアニメ映画が公開されています。そして今回は田中さんが舞台で初の単独主演ということで、ファンからは歓喜の声が続出していました」(エンタメ誌ライター)
喜びと期待の声が上がる一方で、今回の舞台化には懸念材料もある。田中は、6月15日に30歳を迎えたばかり。中学生・菊池英治役を演じるには、大人になりすぎていると言える。田中本人も年齢について気にしているようで、製作発表会では「どう中学生に見せればいいんだろう? そこが課題でもあるかな」と語っていた。
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「さすがに無理がある」
また、自身の中学生時代を振り返り、
「1年生になりたてのころに事務所に入っていたので、中学生らしい何かはできていない」
「30歳なりたてホヤホヤで中学生を取り戻して。“中学18年生”になれることを楽しみにしています」
と、意気込みを口にする場面も。
本人はやる気十分のようだが、ネット上では、
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《30歳が中学生役はさすがに無理がありすぎる》
《もっと役に見合う役者さんいるでしょ?》
《どういうつもりでキャスティングしたんだろう》
などのツッコミが相次いでいる。
「1988年の実写映画では、宮沢さんを含めた10代の子どもたちをメインキャストに起用していました。しかし、今回の舞台のメインキャストは、田中さんを含め成人ばかりです。10代のフレッシュな空気感は子どもだからこそ出せるもので、それは演技力以前の問題。そのため、大人ばかりの舞台では原作の魅力が表現しきれないのではないかと、原作ファンや舞台ファンからも不安の声が上がっています」(前出・エンタメ誌ライター)
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田中が意気込み通りに中学生を取り戻せたらよいのだが……そのハードルはかなり高そうだ。