宝塚歌劇団星組トップ礼真琴が27日、東京宝塚劇場で、28日に初日を迎える退団公演「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」の通し舞台稽古を行った。
8月10日の千秋楽をもって退団する礼は、稽古後に取材に応じ「悔いのないように、星組の大好きな仲間たちと駆け抜けられるように頑張ります」と話した。 ミュージカル「阿修羅城の瞳」は、劇団☆新感線との初コラボ作品で、江戸の町を舞台に、人と鬼を描いた物語。礼は「本場江戸で、江戸の舞台に立ち向かっていきたい」とした。主人公の病葉出門(わくらばいずも)の早口の江戸言葉や、スピード感のある立ち回りを挙げ「江戸っ子なので早口なんですけど、皆さまに物語がしっかり伝わるようにしています。あとはひたすら体力勝負で剣を振り回すことにもっともっと慣れていきたいです」と話した。
6月1日の兵庫・宝塚大劇場での千秋楽を振り返り、礼は「卒業したという実感がまったくなく、本当に大変な1日だったんですけれども、いつも以上にすごいイベントの1日を終えたという感覚で千秋楽を終えてしまったので、東京公演はよりかみしめなければな、と思っています」とした。
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