「ちょっと死んだような目をする」佐野勇斗が明かす漫画原作ドラマで演じるときに心がけた意外なコツ

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2025年06月28日 11:10  web女性自身

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バリキャリだった憧れの伯母が風呂場で孤独死。それを機に婚活、終活を始め、死や生き方を見つめていく女性の物語。NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』で、佐野勇斗(27)は綾瀬はるか演じる主人公・鳴海に好意を寄せている同僚の那須田優弥役を務めている。作品への感想をこう語る。



「終活や、独身としてどう生きていくのかなど、結構重たい話なのかと思って原作を読ませていただきましたが、コメディタッチに話が描かれていて、クスクスと笑ってしまいました。それからどういうふうに那須田を演じようかと思って脚本を読み、親の介護問題など、作品を通して、気づきを得たものがありましたね」



自身が演じる那須田優弥に対してはこんな印象を抱いたそうだ。



「ひと言で言うと嫌なやつだなという第一印象でした。そんな言い方しなくてもいいじゃん、とか。ただ、那須田にもいろいろ思っていることはあるわけで、演じるうえでいちばん意識したことは、目の輝きのなさというか、ちょっと死んだような目をすること。原作もそういう感じがあったので、そこはちょっと意識しました」



そう、佐野演じる那須田は、ヒロインに好意を寄せているわりに「40歳手前で無料婚活アプリ登録しても男来なくないですか?」とあおったりする、素直に感情表現ができない“こじらせ男子”なのだ。佐野自身は、那須田とは違うタイプだと語る。



「僕、思っていることはもちろん自分の中で整理、精査はしますが、結構ストレートに伝えるタイプです。自分にも人にも正直かもしれないです」



ドラマの鍵を握る終活についてはこう話してくれた。



「終活に関しては誰にでも来る話だと思いますし、考え方によってはどういう死に方をするのかは選ぶこともできるのかなとも思ったり。自分が納得できる人生になればいいのかなと思います。自分が死ぬ直前に、どういう人生だったか振り返ると思うんです。そのときに多分後悔するであろうことをなくしていこうと思って生きています。後悔をしないように」



【PROFILE】


さの・はやと


1998年生まれ、愛知県出身。主な出演作はテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)、『おむすび』(NHK)など多数。ボーカルダンスユニット・M!LKとしても活動中。



スタイリング:伊藤省吾(sitor)
ヘアメーク:望月光(LEIMAY)

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