【仲村トオル】昨年12月に急逝したヒロイン役・中山美穂とのやり取りを回顧 仲村「猫みたいだね」中山「そうだよ」

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2025年06月28日 16:21  TBS NEWS DIG

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俳優の仲村トオルさんが映画『ビー・バップ・ハイスクール』の舞台挨拶に登壇しました。

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1960年9月に開業した映画館「丸の内 TOEI」は、再開発に伴い2025年7月27日に閉館。約65年の歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトでは、2025年7月27日(日)まで傑作特集上映を行っています。
 


舞台挨拶の前に映画をファンとともに観ていたという仲村さんは、‟ぜひ観たいって自分から言ったけど、前半は罰ゲームに手を挙げてしまったと思って。「活舌が悪い」とか「パンチが弱々しい」とかダメ出ししていた。だけど、途中からは笑っていて、最後は「みんな、頑張って撮ったな」って思いだして、感動していました。” と、感慨深げな表情を見せました。
 



仲村さんにとって俳優デビュー作となった本作は、6000人の中からオーディションで決まったとのこと。雑誌でオーディション情報を見つけたと話す仲村さんは、‟前年に父親を亡くして、のんきに大学に行ってる場合じゃないって思って。世の中に出なきゃって焦りみたいなものがあった。自信もやりたいものもない時に、きっかけになるかなという気持ちで受けました” と回顧。

続けて仲村さんは、‟オーディションの会場に行ったら、ドアを開けた瞬間、映画に出ていたようなヤンキーだらけで、喧嘩したくてしょうがないみたいな、バチバチな空気が飛び交っていた。ほぼ本物のヤンキーで。僕みたいなのは少数派で、就職のコネとか考えていた俺、間違ったなって思いました” と振り返り、会場を笑わせました。

 



また、本作のヒロインを務めたのは、昨年12月に急逝した中山美穂さん。仲村さんは、 ‟当時美穂ちゃんは15歳で僕は20歳で、すごく年下に感じていたけど、トップクラスのアイドルで近寄りがたくて、そんなに話をした記憶がない。” と語りました。そして ‟今日観て思い出したことがあって、おばあちゃん家でのシーンの時に、夜のシーンで電気も全然なくて真っ暗な中で、僕が引き戸の前に待っていて、美穂ちゃんが畳の間にいたんですけど、真っ暗な中で美穂ちゃんの目が光って見えて「猫みたいだね」って言ったら、美穂ちゃんが「そうだよ。そう簡単に尻尾も振らないし、媚びないし」って言って。当時15歳で大人っぽい答えだったなって今日思い出しました。” と、当時のやり取りを明かしました。
 


映画『ビー・バップ・ハイスクール』は、1985年に仲村トオルさんと清水宏次朗さんのW主演によって映画化された、ツッパリ留年高校生コンビのヒロシとトオルが喧嘩や恋に明け暮れる姿を描いた、不良映画の金字塔的な作品とされています。


【担当:芸能情報ステーション】

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