「好きなものを好きって言っていい」映画“おっパン” 中島颯太の“俳優観”をアップデートした大役

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2025年06月29日 11:10  web女性自身

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昨年放送された『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系)が映画へと進化を遂げた。脚本を初めて読んだとき、「ドキドキした」と振り返るFANTASTICSの中島颯太(25)。五十嵐大地役は、俳優としての原点だという。



「初めて本格的に挑戦した役で、将来演技に迷ったときは『大地くんみたいになればいいんだ』と思えるほど、役者としての人生の軸になっている存在です」



劇場版では“寂しさ”の演技が印象的だ。



「太陽みたいな存在だった大地くんの不安げな表情がたくさん出てきます。(原田)泰造さんからは、『今回の大地くんは人間らしさが出ていてかわいかった』って言っていただきました」



作品を通して、自身の認識をアップデートすることも。



「人前でほめられるのが苦手な人って多いんだなと、初めて知りました。僕はうれしくなっちゃう派ですけど、ほめ言葉が逆にプレッシャーになる人もいるんだなって」



そして改めて感じたのは自身の人好きな性格だ。



「昔から先輩にご飯に連れていっていただくのが好きだったんです。最近は後輩が一気に6グループほどできて、ほぼ全員とご飯に行きました。事務所の歴史もつなげていかないと、と思っています。今の子たちってすごく新世代で、かわいい部分もありますし、知るのが楽しいです(笑)」



「おばちゃん世代をアップデートするなら?」という問いには、大阪出身らしいユーモアで返す。



「大阪のおばちゃんって集まったときの団結力が強いんですよ。『こうしたらええやん!』みたいな勢いがすごすぎるときがあって、ちょっと抑えてほしいです(笑)」



そんな中島が語る“おっパン”の魅力は、笑えて泣けて、心が軽くなるところ。



「好きなものを好きって言っていい、と背中を押してくれる映画で、見終わったあとに『おっパンっていいな』と思える。それがいちばんの魅力です」



【INFORMATION】


『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』


7月4日より全国公開。昭和的な価値観からアップデート中の主人公は、アップデート前を知る元部下が取引相手として現れ、大ピンチ。過去の自分の行動を見つめ直すことに……。



ヘアメーク:朴映宣(Luana)
スタイリング:中瀬拓外

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