
(左から)山崎裕太さん、内山信二さん
◆山崎、周りの“二世”に感じること
山崎:俺の周りってけっこう二世が多いんだよ。6月8日(日)から、NHKのBS時代劇「大岡越前」っていうドラマが始まるけど、もうレギュラーで12年もやっているのね。
もともと加藤剛さんが主演だったんだけど、息子さんで俺と同い年の加藤頼くんも出ているの。頼ちゃんもそうだし、役者界・お笑い界とか、とにかくいろんな角度の二世と絡むんだけど、やっぱりみんな「あ〜二世だな」と思う瞬間がある。
内山:どういったところでそう思うの?
山崎:たとえば、柄本時生くんも(「大岡越前」に)出ているんだけど、時生は柄本明さんと角替和枝さんのところのいちばん末っ子で、お兄ちゃんの柄本佑くんも俳優をやっている。今回、4話のゲストにある大女優さんが来たんだけど、喜劇をやっているすごい面白い方で。
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内山:そうね。普通はありえないことだよね。そもそも一緒に出ているわけじゃないしね。「お父さんの仕事場に遊びに来た」ぐらいの感覚だもんね。
山崎:そうそう。だからそのときも、もし俺だったら「うわぁ、すみません、ごめんなさい! 子どものときの記憶があいまいで……」みたいな会話になりそうだけど、時生なんか「え〜!」みたいな、堂々としたもんですよ。
内山:IMALUちゃんとかも、子どものときから普通にタモリさんが家に遊びに来たりとか、そういう場面があったわけじゃん。周りにいる人が大御所過ぎると、やっぱり堂々とした人間になるのなかな(笑)。
山崎:それもあると思う。だって、(笑福亭)鶴瓶師匠の息子の(駿河)太郎くんも、いまは大分大人だけどまぁ堂々としているもんね。俺、太郎くんはいつも物怖じしていないイメージがある。
内山:やっぱり、常に周りに有名人がいたからだろうね。でも、俺らにはわからない苦労も絶対あるよね。
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内山:でもゆくゆくは絶対バレるしな。だから、親とは全然違う道に行きたくなるのもわかるし、結局憧れもあったり、周りの環境とかで結局入りたくなったり……。
山崎:だから結論としては、俺らの子どもはなるべく芸能界とは距離を置くようにする。子役上がりの二世なんかヤバイぞ。
内山:いや〜……最近、いとちゃん(娘)がさ、食べ物が出てくるとちょっとはす(斜め)に見せてくるのよ。
山崎:あははは(笑)! もう始まってるやん。
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山崎:傾けて?
内山:そう、斜めにして見せてくるのよ(笑)。それを見たときに「ちょっときてるかな」みたいな……。
山崎:そんなカメラ割りを考える子どもいる?
内山:いまはYouTubeの影響もあって、そういうふうに見せるっていうのももちろんあるんだけどね。そういうのがあるから、ちょっとどうなっていくかわからないけど、一度裕太に聞いてみたかったんだよね。俺も「子役にはさせない」って言ってきたけど、全く違う意見もあるかなと思っていたからさ。
山崎:なるほどね。
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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜25:00〜26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
番組公式X:@TokyoSpeakeasy
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