阿部寛主演「俺ではない炎上」に芦田愛菜、藤原大祐、なにわ男子・長尾謙杜、夏川結衣が出演

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2025年06月30日 07:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

映画「俺ではない炎上」に出演する新キャスト(C)2025「俺ではない炎上」製作委員会(C)浅倉秋成/双葉社

阿部寛(61)が主演する映画「俺ではない炎上」(山田篤宏監督、9月26日公開)の新キャストと本ビジュアルが解禁され、芦田愛菜(21)、藤原大祐(21)、なにわ男子の長尾謙杜(22)、夏川結衣(57)が出演することが29日、分かった。


阿部演じる主人公・山縣泰介が、SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられて炎上し、逃亡をはかる物語。ネットの発達で個人情報が簡単に収集され、“特定班”に悪質にさらされてしまう現代社会と通じる点もある一作だ。


阿部と初共演となる芦田は、山縣を追う謎の大学生・サクラを演じる。SNSという身近なツールから巻き起こる物語に「もしかしたら明日自分の身に起こるかもしれない、人ごととは思えない、そんな話なのではないかと思いました」と受け止めた。藤原はサクラの同級生でインフルエンサーの住吉初羽馬役。「現代の風刺とも取れるこのような作品に携われることになり、うれしさと同時に責任感を大きく感じています」と意気込みを寄せた。


長尾は山縣の勤務先の取引先社員・青江役。「『現代で問題視されていること』が、たくさん詰まっています。映像を通してエンターテインメントとして楽しんで頂けると思います」と見どころを挙げる。夏川は山縣の妻・芙由子役。「SNSの便利さと、それ以上の危うさを改めて感じさせられました」と作品の社会性に触れた。


◆俺ではない炎上 作家・浅倉秋成氏の同名小説が原作。大手ハウスメーカーの営業部長・山縣泰介(阿部寛)が、ある日突然SNSで殺人犯に仕立て上げられて炎上。否定し続けるも、ネット民の言動は徐々に過激になり、日本中が敵になっていく。

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