ラサール石井、出馬決意に妻の存在「『あなたの違ったところも見てみたい』と強く背中を押してくれた」

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2025年06月30日 14:34  ORICON NEWS

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出馬決意に妻の存在があったことを明かしたラサール石井 (C)ORICON NewS inc.
 タレントのラサール石井(69)が6月30日、東京・参議院議員会館で記者会見を開き、7月3日公示、20日投開票の参院選比例代表に社民党から出馬すると発表した。

【写真】出馬に向けて意気込みを語ったラサール石井

 石井は「27日まで熱海五郎一座というお芝居をしておりました。主催者、共演者にご迷惑をかけたくないということで、社民党にお願いして完全極秘としていた」と立候補までのいきさつを明かした。社民党から出馬する理由について「一度は断ったりもしたが、粘り強く口説いていただいた。(福島瑞穂党首は)社民党を新しく変えようとしておられる。そこに魅力を感じました。それなら一緒に戦おうじゃないか。今、社民党はなくなってはいけない」と強調した。

 このタイミングでの出馬となったのは“妻の存在”が大きいという。今年5月、妻に「やってみたい気持ちもある」と相談したところ「『やったらどうだ』と言われた。『今までお芝居をやったりするのは見たけれど、違う頑張りを見られるなら私はそれも見てみたい』と。普通は大体奥さんは反対するが強力に賛成してもらってるのでありがたい」としみじみ語った。

 「今までも何回か(出馬の)オファーは受けたことはある。ずっと断念していたのは自分が政治に入るのではなく周りから、反戦のお芝居をするとかしてコミットしていこうという気持ちが強く、立候補の気持ちはなかった」という。「しかし、年齢的にも最後のチャンス。妻が『あなたの違ったところも見てみたい』と強く背中を押してくれた」と感謝した。

 共に会見に臨んだ福島瑞穂党首は「ひどい政治をなんとか変えたいと頑張られた方。立候補を決意してくれて本当にうれしく思っています。必勝に向けて全力で頑張ると同時に、当選者を増やして頑張りたい」と思いを語った。

 この出馬をめぐり、きのう29日に社民党は公式Xで「社民党は参議院議員選挙の比例予定候補として、ラサール石井さんの公認を決定しました」とし、ネクタイ姿のビジュアルを公開。「明日6月30日の14時より、本人の記者会見を行います。#あなたが笑顔で暮らせる国を と掲げ、政治の世界へあらたな挑戦を決意されたラサール石井さん。ぜひご注目ください」とした。

 ラサール石井は1955年10月19日生まれ、大阪市出身。本名は石井章雄(いしい・あきお)。コント赤信号や、タレント、俳優として幅広く活躍。アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』両津勘吉の声でも知られる。また、演出家・脚本家としても活動し、「第23回読売演劇大賞」優秀演出家賞を受賞。

このニュースに関するつぶやき

  • 奥様30歳下だっけ?政治家の妻としてチヤホヤされたいんだろうね。
    • イイネ!4
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