アン・ハサウェイ Photo by John Nacion/Getty Images2006年公開の大ヒット作『プラダを着た悪魔』の続編『The Devil Wears Prada 2(原題)』の製作が正式にスタートしたことが明らかになった。
20世紀スタジオがSNSを通じて発表したもので、前作の主要キャストであるアン・ハサウェイ(アンドレア役)、メリル・ストリープ(ミランダ役)、エミリー・ブラント(エミリー役)、スタンリー・トゥッチ(ナイジェル役)の続投も正式に決定。また、新キャストとしてケネス・ブラナーが、ミランダの夫役で新たに加わることも明らかになった。
『プラダを着た悪魔』は、ローレン・ワイズバーガーの同名小説を原作にした作品。女性ならだれもが憧れるファッション誌「ランウェイ」の編集部を舞台に、ジャーナリスト志望の若きアンドレアが、カリスマ編集長ミランダのもとで悪戦苦闘しながら成長していく姿を描く。女帝のように君臨するミランダに振り回されながらも、自分自身の道を見つけていくアンドレアの姿は、多くの観客の共感を呼び、いまなお世界中で愛され続けている。
続編の詳細は明らかになっていないが、「Variety」誌によると、ミランダが伝統的な雑誌出版の衰退と向き合い、自身のキャリアを模索するストーリーになるようだ。また、ミランダは、かつて自身のアシスタントだったエミリーと対立することになるという。現在のエミリーは、大手高級ブランドの幹部として「ランウェイ」に広告を出稿する側の立場にあり、ミランダにとって重要なビジネスパートナーでもある。
『The Devil Wears Prada 2』はアメリカで2026年5月1日公開予定。
(賀来比呂美)