映画館(※イメージ) Photo by Sean GallupGetty Images低予算ホラー映画『Minnie’s Midnight Massacre(原題)』の撮影が、先週アメリカで完了したという。
本作は『プー あくまのくまさん』を手掛けたスチュアート・オルソン&ニコール・ホランドが製作総指揮を務めている。主人公は『蒸気船ウィリー』のミッキーの相棒として知られる“ミニー”。10代の頃に自分を苦しめたいじめっ子たちに復讐するため、殺戮の限りを尽くすというストーリーが展開される。「Deadline」が報じた。
主演はハンナ・ヒューストン。「Deadline」の報道記事をインスタグラムに投稿し、「この役を任せてくれて、思いきり暴れさせてくれてありがとう」と製作陣に感謝の思いを伝えたうえで、「絶対に見逃せない作品になるよ」と自信ものぞかせている。
監督・脚本のブレット・ベントマン(『シャーク 消えた3人の死体』)は、「白黒時代(『蒸気船ウィリー』)の相棒である彼女に息を吹き込みたかった。再解釈されたミッキーはいろいろ見かけるけれど、ミニーはそうでもない。だから、ミニーにスポットライトを当てたらどうだろうと思った」と語っている。
『蒸気船ウィリー』はアメリカで2023年末に著作権が切れ、2024年からパブリックドメインとなり、このような映画の製作が可能になった。
(賀来比呂美)