北九州記念は「馬体重」がポイント!? 馬体派記者は小柄な快足馬をピックアップ

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2025年07月01日 20:45  netkeiba

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メイショウソラフネ(6月25日撮影、(c)netkeiba
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が30日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。6日(日)に小倉競馬場で行われる北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は重賞初制覇を目指すメイショウソラフネ(牡6、栗東・石橋守厩舎)に対して、「コース適性から推奨できるのはこの馬」と述べて1番手にピックアップ。その理由として馬体重を挙げた。近3年の北九州記念では、3着以内に500kg以上の大型馬が不在。「小倉芝1200mはスタート地点が丘の頂上で道中は下り坂。ストライドが伸びてしまう大型馬はブレーキをかけながらトップスピードで走る器用さに欠けるのでバランスを崩す」とし、450kg前後と短距離馬では比較的小柄な同馬を推した。

 また、「舵取り役を担う前躯がかなり充実している」と口にし、「深く大きい胸、強力な腕の筋肉、たくましい首差しによって地面を的確に捉え、下り坂で勢いづきすぎてしまうスピードを巧みに適正なスピードに調整することができる」と解説。「同じく下り坂を経て直線に向かう京都芝1200mで好成績を残しているのは偶然ではない」と結論付けた。母も小倉、京都で計5勝と血統背景からも太鼓判。「シルクロードS以来、5カ月ぶりの実戦になりますが、鉄砲駆けが利くタイプで状態面も心配なし」「雨天での撮影でも肌つやをよく見せるし、休み明けの緩さも見た目には感じさせない」と好結果を期待した。

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