
今日2日も西日本を中心に猛暑が予想され、特に九州では体温を超えるような危険な暑さとなりそうです。兵庫〜沖縄にかけての15県に熱中症警戒アラートが発表中。朝晩も蒸し暑いため、時間を問わず熱中症対策が必要です。
西日本は猛暑日続出 九州は体温超えも 15県に熱中症警戒アラート
今日2日も強烈な日差しと上空の暖気の影響で、西日本を中心に猛烈な暑さとなる見込みです。特に九州は気温が高く、体温を超えるような危険な暑さになる所があるでしょう。
予想最高気温は、熊本市や佐賀市などで37℃、岡山市や高松市などで36℃、大阪市や京都市などで35℃となっています。また、兵庫県、広島県、島根県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)、沖縄県(八重山地方)の15県に熱中症警戒アラートが発表されています。
西日本や沖縄は熱中症「危険」レベル
今日2日の熱中症情報を見ると、西日本と沖縄は最高ランクの「危険」となってきます。各地とも気温だけでなく、湿度もかなり高いため、熱中症のリスクが高くなります。体温並みの気温が予想されていない地域でも、熱中症が「危険」レベルの所では万全な対策が欠かせません。
東日本や北日本も上から2番目の「厳重警戒」の所がほとんどです。こちらは雨の降る所がありますが、一時的なため、暑さが和らぐことはないでしょう。逆に湿度が上がってしまうため、熱中症のリスクも高くなってしまいそうです。
全国的に朝晩も気温の高い傾向が続いています。時間や場所を問わず、しっかり暑さ対策をしましょう。
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だれでも簡単! 脱水状態のチェック方法
熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。
1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。
2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。