金子恵美氏「大きな裏切り」学歴疑惑で会見の伊東市長に「どう身を処すかは注目したい」

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2025年07月02日 19:51  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

金子恵美氏(2023年6月撮影)

元衆院議員の金子恵美氏(47)が2日、ABCテレビ「newsおかえり」(月〜金曜午後3時40分)に出演。学歴詐称疑惑について会見を開いた静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)について言及した。


田久保氏は会見で、市の広報誌などで東洋大卒と紹介していた自身の学歴について「除籍であることが判明した」と述べた。進退について「まだ考えがまとまっていない。逃げ出したくない」と明言を避けたが、近く市議会に辞職勧告決議案が提出される見通し。


田久保氏は市議を経て、5月の市長選で自民、公明両党の県組織が推薦する現職を破って初当選。田久保氏の弁護士によると、市長選では経歴を公表していなかったことや誤認させる故意がなかったことから、公選法違反には該当しないとの見方を示した。


また、大学時代後半は自由奔放な生活をしており、いつまで大学に通っていたかがあいまいだったり、卒業の認識についても、わざわざ証明書を取りに行く動機がなかったなどと説明している。


金子氏はこうした言い訳めいた説明に「厳しいですね」


続けて、「現職を破って、市民目線というのがウケて当選したときは驚きを持って受け止められた。市民の皆さんも期待感もあったと思うので、こういった形のニュースが選挙直後に出たというのは、当選されてるけれど出馬する以前の問題になっている」とバッサリ。「大きな裏切りであるということを、どう政治家として、市長として身を処すかは注目したいですし、倫理的なもんですよね。あと、それを仕事で返すと言って受け入れられるかどうかも4年後の選挙で判断されるのではないか」と話した。


番組MCの横山太一アナウンサーも「終始、おっしゃっている意味がよく分からない。いつまで通っていたかも覚えていないっていう認識なのに、卒業してるって認識はある。齟齬(そご)が生まれている。だから、今後この方が語る言葉を、市民は何を信じてみればいいのか難しいですよね」とあきれていた。

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