「満点だった」松岡昌宏の「漢気会見」を“謝罪のプロ”も絶賛!逆効果を招く「NG行為」とは?

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2025年07月03日 18:10  web女性自身

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6月25日に電撃解散を発表したTOKIO。謝罪コメントを出し、無期限の芸能活動休止を発表して表舞台から姿を消した国分太一(50)に代わって矢面に立ったのは、松岡昌宏(48)だった。



「この度は国分太一のことで、皆さまにご迷惑をおかけしております。お騒がせしております。大変申し訳ございません」



声を張り上げ、帽子を脱いで深く頭を下げた松岡。28日から始まった主演舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂』の愛知公演初日に先立って、27日に東海市芸術劇場に姿を現し、報道陣の取材に約20分間応じた。



グループ解散への思いを聞かれた松岡は「残念ではあるんですが」としつつも、「日本テレビさんの福田社長の会見を見て、“城島と自分・松岡がこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかないな”という判断に至り解散です」と経緯を説明。



「“またか”っていうリアクションが恐らく一般の方々、皆さまの“またかTOKIO”っていう。もうそこが“さすがに限界だな”と感じて話し合って解散しました」と世間への配慮も示し、「1人次に欠けるようなことがあれば“そのときは終わりだな”と話をして会社を立ち上げた」と、株式会社TOKIOの設立時からの覚悟も明かした。



また、国分が起こしたというコンプライアンス違反の詳細については、「これは率直に皆さんと同じ意見でして、何があったんだっていう。何のコンプライアンス違反ですか」とし、「城島も自分もうちのスタッフも誰も知りません」と説明した。



この松岡の取材対応は“漢気会見”などと高く評価されているが、「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家の増沢隆太氏は、「俳優としての評価も高い松岡さんの腕の見せどころ。皮肉ではなく、しっかり見せ場を作って伝えるべきことを語っていた」と評価する。



「本人から何も聞いてないという立場を明確にしつつ、『何も言えません』ではなく、なるべく誠実に説明しようとする姿勢を見せたところは、さすがにやっぱりプロだなと感心しました。表現に関してはプロとして、しっかり自分たちの姿勢を伝えるということに注力されており、ここは率直に上手だなと思いました。



新しい事実や大した中身があるわけではないですが、しっかりと時間を取って、答えられる範囲で誠実に答えようとする姿勢を見せることはとても大事ですし、何度も何度も頭を下げていたように、『思い』をきちんと表現をしていたという点で、大変素晴らしい対応だと感じました」



騒動後も国分と連絡を取っているという松岡は、国分の様子について「猛省に猛省を重ねて奈落の底にいる状態」「36年一緒にいるけど聞いたことのない声」だといい、「申し訳ない」と繰り返すばかりだと説明。一方で、「“仕方ない”では済まされない」「不甲斐ない」などといい、「猛省して自分と見つめ合う時間をたくさん1秒でも多く取って」などと厳しい言葉もかけたと話した。



国分の反省を伝えつつも、かばったりせずに厳しい言葉を投げたことも評価ポイントだと増沢氏は指摘する。



「当然ですけど、こういった身内のトラブルの際に、身内をかばってしまうのは避けなければなりません。’13年にみのもんたさんが息子が窃盗未遂容疑で逮捕された際に、『家族とはいえ30歳を過ぎた男で別の人格』だから”親に批判が向く日本はおかしい”みたいなことを仄めかし、『せがれのことは信じたい』とかばってしまいました。



ここでかばってはダメなんです。ここで『あんなバカ息子は勘当だ』など、きついこと言えば言うほど、視聴者に納得感が出ます。みのさんはその逆をやってしまったので大きな批判を浴びることになったと思います。その点、松岡さんは国分さんにしっかり厳しい言葉をかけ、その上でさりげなくフォローをしていたのがよかったと思います」



会見では「お叱りを受けるかもしれませんが、縁があるので、縁はおそらく切れないと思います」と絆の強さも語り、国分には「家族を大切にしてくれ」と伝えたことも明かしていた松岡。こうした表現の仕方も松岡は「満点だった」と増沢氏は評価する。



「かばうことはマイナス作用ですが、“悪いことをしたけど、家族です”とか“それでも仲間です”という発言自体は別に悪くないですね。人情を感じますし、本人の憔悴ぶりなんかも入れて間接的に反省の弁を伝えるなど、表現にも気を配ったいい言葉を選んでらっしゃるなと思いました。



そしてもう一つの評価ポイントは、時間をしっかり取って対応したということで、会見を見た人の納得感に繋がっていると思います。’16年にラブホ不倫をフライデーされた三遊亭円楽さんが『聞かれたことにはすべてお答えします』と時間無制限で挑んだ会見は、松岡さん同様、最後は拍手喝采で終わりました。やはり“逃げずに何でも答えます”という姿勢は、やはり取材陣や視聴者の納得感を得る上で、重要だと思いました」



会見では芸の腕と人間性が問われているようだ。

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