TVh賞2025に出走予定のナムラクララ(今年3月撮影、ユーザー提供:しらすさん) 今年の紅梅S覇者のナムラクララ(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)が、土曜函館11RのTVh杯(3歳上・3勝クラス・芝1200m)でオープン返り咲きを狙う。
ナムラクララは父アドマイヤマーズ、母サンクイーンII、母の父Storm Catの血統。半姉のナムラクレアは現役屈指のスプリンター。21年の小倉2歳S、22年の函館スプリントS、23年のシルクロードSとキーンランドC、24年の阪神Cを制し、牝馬では現役最多の重賞5勝を挙げている。
ここまで6戦2勝。24年9月の中京でデビュー勝ち。続く2戦は4着、2着だったが、年明け初戦となった紅梅Sでリステッド勝ち。クラシックの有力候補に浮上した。しかし、その後はチューリップ賞が5着、桜花賞が13着と結果を残せず。ここは放牧で立て直しての復帰戦。血統的に初の1200mは問題なく、何とか結果を出したい一戦となる。
リステッド勝ち馬が3勝クラスを勝てば、先月1日の渡月橋Sを制したガロンヌ以来で20頭目となる。実績の違いを見せつける走りを期待したい。