52歳男、起訴内容認める=新宿タワマン女性刺殺―東京地裁

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2025年07月04日 10:31  時事通信社

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時事通信社

東京地裁=東京都千代田区(AFP時事)
 東京都新宿区のタワーマンション敷地内で昨年5月、住人の平沢俊乃さん=当時(25)=が刺殺された事件で、殺人罪などに問われた和久井学被告(52)の裁判員裁判の初公判が4日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)であり、和久井被告は起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述によると、2人は2018年ごろ、平沢さんが行うライブ配信動画の視聴などを通じて知り合った。和久井被告は21年4月ごろ〜22年3月、平沢さんが経営していたガールズバーやキャバクラに通っていたという。

 和久井被告は1600万円以上を渡したほか、結婚を求めるなどしたが、平沢さんは客として扱い続けた。その後、和久井被告が店内で暴れたため、警察に相談。平沢さんが一切の連絡を絶つと、和久井被告は自宅マンション付近で待ち伏せなどを始め、22年5月、ストーカー行為で逮捕された。不起訴になったが、1年間の接触禁止命令が出された。

 平沢さんは24年ごろライブ配信を再開。事件前日の配信で和久井被告に言及した後、襲われたという。

 弁護側は、和久井被告には趣味の車やバイクを売却するよう頼まれてつくった金を返してほしい思いがあったと説明。会いに行くと悲鳴を上げて逃げられ、人が集まったためパニックになって殺害に至ったと述べた。

 起訴状によると、和久井被告は昨年5月8日、果物ナイフ2本で平沢さんの胸や腹を複数回刺すなどし、外傷性ショックで死亡させたとされる。 

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  • やっぱりおじさんは20億〜くらいの贈り物ができないと相手にしてもらえない←ショートドラマの見すぎです。
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