【巨人】ゲリラ的内野手不足に陥る 吉川欠場に門脇、増田陸が相次いで負傷交代

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2025年07月04日 11:45  日刊スポーツ

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阪神対巨人 8回表巨人1死一、二塁、増田陸は二塁併殺打に倒れる(撮影・上田博志)

<巨人−広島>◇4日◇東京ドーム



巨人がゲリラ的な“内野手不足”に陥った。前日3日の阪神戦で4番に座った増田陸内野手(25)が自打球の影響と足がつって8回の守備を前に負傷交代。5回守備中には6月29日DeNA戦以来のスタメン起用となった門脇誠内野手(24)も両足をつってベンチに下がった。開幕からここまで全試合にスタメン出場していた吉川尚輝内野手(30)もコンディション不良で欠場した。


増田陸は「自己管理をもっとしないといけないなと。途中で代わったことは申し訳ないですし、途中から出た中山とか申し訳ないですし、そういうのがないように自己管理してやっていきたいと思います」。門脇は「セカンド、急きょ、準備はしていたんですけど、確かに試合中はいつも以上に汗はかいていたので、あと2打席とも塁に出て、走ったっていうのが。まあ準備不足ですね」と反省した。


空調が完備された東京ドームとは異なり、甲子園は連日の熱帯夜だった。チームは交流戦期間中の6月6日の楽天戦から前々カードのDeNA戦までの間で雨天中止の振り替えとなった24日ロッテ戦(ZOZOマリン)除き、18試合がドーム球場での試合が続いていた。甲子園戦は猛暑が本格化してからは初の屋外球場3連戦だった。6月はロッテ戦の3試合以外は全てドーム球場で体が猛暑に順応していなかった可能性が高い。


阿部慎之助監督(46)は「こういう外の球場でこういう暑さだし。そういうのも加味しなくちゃいけないんだけど。内野手がこれじゃ、困っちゃうんで、ちょっと考えようかなと思います」と頭をかかえた。


広島3連戦は好調を維持する山崎、グリフィン、赤星を先発マウンドに送り込む。酷暑による影響を受けにくい東京ドームで仕切り直す。

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