B1仙台は4日、レバノン代表のシューティングガード(SG)、セルジオ・エル・ダーウィッチ(28)と25−26シーズンの契約で合意したと発表した。アジア特別枠選手として登録する予定。同シーズンからアジア特別枠の対象国が拡大され、レバノン国籍の選手も対象になっていた。
身長194センチ、体重93キロのエル・ダーウィッチはレバノン出身で、21年から同国リーグで活躍。また同国代表としても23年のワールドカップに出場し、今年のアジアカップ予選にも選ばれている。
仙台のダン・タシュニーヘッドコーチ(HC)によれば「ここ数年、中東で屈指のスコアラーでしたし、最もバランスの取れた能力を持つ選手の一人です。リバウンドやチームメートを生かすプレーメークでチームに貢献してくれると思いますし、非常に高いバスケットボールIQをディフェンス面でも兼ね備えている選手です」という。
エル・ダーウィッチはクラブを通じて以下のコメントを出した。
「私と私のキャリアを支えていただいている全ての方々に感謝したいと思います。熟慮の末、レバノンを離れ、仙台89ERSへの加入を決めました。高いレベルで競い合いながら成長と向上を続けていくことは、私のキャリアにおいて正しいステップでした。クラブのプレゼンとゲームプランにとても感銘を受け、決断はより簡単になりました。私の願いは、日本で最高のクラブと最高のレベルで競い合うことです。組織として素晴らしいシーズンを送れるよう、全力を尽くして頑張ります。ファンのみなさんに会えるのを楽しみにしています。GO!ナイナーズ!」
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