リヴァプールで共に戦ったファン・ダイク(左)とジョッタ(右) [写真]=Getty Images リヴァプールのキャプテンを務めるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが3日、自身の公式Instagram(@virgilvandijk)を更新。不慮の事故によって急逝したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタへの追悼メッセージを発信した。
ジョッタの所属クラブであるリヴァプールは3日、同選手と弟のアンドレがスペインで交通事故に見舞われ、帰らぬ人となったことを伝えた。イギリス『BBC』やポルトガル『CNN』など複数の欧州メディアの情報によると、現地時間の3日午前0時30分ごろ、両者はフェリーでイギリスに向かうため、スペインで車を走らせていたという。追い越し中にタイヤがパンクしたため道路から外れ、その後火災が発生した模様。この事故によりジョッタは28歳の若さで他界し、26歳の弟アンドレも亡くなった。ジョッタは、婚約者のルーテ・カルドーソさんと結婚式を挙げたばかりであり、2人の間には3人の子どもがいた。
ジョッタが加入した2020−21シーズンからリヴァプールでチームメイトだったファン・ダイクは、自身の公式Instagramを通して次のような言葉を綴っている。
「信じられない、信じたくない。完全に打ちのめされ、信じられない思いです。言葉では表現しきれないほど素晴らしい人間であり、選手であり、そして何よりも信じられないほど家族思いの人物でした。あなたは私たち全員にとって本当に大切な存在で、これからもずっとそうであり続ける。あなたの家族が2人の息子、夫、父親を失うことは、想像を絶するほど残酷で不公平です。あなたの美しい家族、ルーテ、そしてお子様たちを思い、私の心は痛んでいます。この困難な時期だけでなく、これからもずっと、あなたの家族を支え続ける。約束します」
「永遠のチャンピオン、永遠のナンバー20。あなたと共にピッチに立ち、ピッチ外ではあなたの友人としていられたことは、私にとって大きな栄誉でした」
「言葉では表現できないほどあなたを恋しく思っています。決して忘れません。あなたの遺産は永遠に生き続けるでしょう、私たちはそれを確信しています」
「ディオゴとアンドレ、安らかに眠ってください」
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